一貫性のある発信は信頼感に繋がる
仕事をしていく上で大切な事は色々あると思うのですが,中でもボク自身が大切だと思う事の一つは”立ち位置をぶらさない”と言う事なんです。立ち位置をぶらさない,言い換えればターゲット顧客を明確にする,とか顧客をセグメントするとか,誰のお役に立ちたいのか?とか色々な言い方をする事が出来るのですが,要はそういう事です。
ターゲットによって伝わるコトバは違う
立ち位置をぶらさずにターゲット顧客が明確になれば,使うコトバや表現方法が変わります。ターゲット顧客に伝わりやすいコトバを使うと,価値が伝わりやすくなりますが,伝わりにくいコトバを使うと価値が伝わらない→違いがわからない→存在しないのと同じ→選ばれない→売れない。
例えばボクがアパレル専門用語ばかりを使って情報発信をしたとしたら,イルサルトに来られているお客様の多くは意味が全くわからないと思います。イルサルトのメインターゲットは,中身を磨いているのに外見の磨き方が分からない人,立場上きちんとしたスタイリングをする必要があるけどどうしたらいいのか分からない人なんです。だからそういった悩みを持つお客様に伝わりやすい様に出来るだけ専門用語は使わない発信をするように心がけています。
ぶらさない立ち位置は信用に繋がる
そうやって常に自分の立ち位置を意識した一貫性のある発信を続けているとそれがやがて信用に変わっていきます。会うたびに違う事を言う人よりも常に同じ発信をする人の方が信用されるのは一貫性があるかないかの違いだとボクは思っています。
とは言え仕事を続けていると,ついついこの立ち位置をぶらしそうになる事が多くあります。これはボク自身の経験している事でもあるのですが,自分ではぶれているのってなかなか気づきづらいんです。でも他人から見ると何か違和感を感じるからすぐに分かる事も多い。
なんで今日こんなブログを書いているのかというと,昨日セミコングランプリというセミナー講師を養成するイベントに行ってきたからなんです。色々な仕事をしている方々が、10分間という限られた時間の中でプレゼンテーションを行いその評価をする。そんなイベントでした。
7名ほどの発表者のプレゼンを聞いていて思ったのはやはり”立ち位置の大切さ”立ち位置が明確な人のプレゼンは伝わるし,立ち位置が不明確な人のプレゼンはなかなか伝わりにくい。聞いていてそんな事を感じました。
これは日々の仕事でも全く同じです,常に自分の立ち位置はどこなのか?ぶれていないか?そんな事を常に意識しながら仕事をしていきたいと思います。
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