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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2016年9月2日

企業ブランドを作り上げたい経営者には絶対に知っておいて欲しい事

ブランドを作りあげる上で大切なこと

経営者にとってスーツとは企業ブランドを作り上げる最強のメディアである,私はそう考えています。企業ブランドを作り上げるとどんな良いことがあるのか?と言うと一言でいえば,忘れられない記憶に残る存在になるという事です。記憶から忘れられた人に仕事の依頼が来ることが絶対にありません。

ですので企業ブランド力が弱い中小企業経営者にとってブランド作りと言うのは非常に大切な仕事なのです。同じような商品やサービスを扱っていたとしてもどちらが選ばれるのか?と言えば,ブランド力の高い会社が選ばれる可能性が高くなります。

ではこのブランド力を上げるためにはどうしたらよいのか?

それには色と形をうまく使いこなす事が大切です。どういう事かと言うと,人間の記憶に残るのは色か形だからです。たとえ色が違っていても形が同じであれば記憶に残りやすく,たとえ形が違っていたとしても色が同じであれば記憶に残りやすいのです。これは例え話が有った方が分かりやすいかと思いますので私の事で説明させて頂きますね。

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私の印象がぶれない理由

私は仕立て屋である事,そして服がすごく好きな事から色々な色の服を着ます。でもどんな服を着ていても私だと認識され印象がぶれる事がありません、その秘密がどこにあるかと言うと,私の服はすべてサイズが同じなのでシルエットが全く変わらないところにあるのです。

私は基本的にダブルかスリーピースしか着ないのですが,サイズが全て同じ事そして形やシルエットが全く変わらない事から私の印象がぶれることはなく,記憶に残りやすくなるように敢えてそうしているのです。しかしこれは私自身が仕立て屋だから出来る事で一般の方が自分の服をすべて同じサイズ,同じシルエットにするのはなかなか難しい事です。

色をうまく使う

自分の服をすべて同じサイズ,同じシルエットをすることが難しい方は,色の力をうまく使いましょう。最初の方に書きましたが,たとえ形が違ったとしても色が同じであれば人の記憶に残りやすくなるのです。とは言え派手な色を着よう!と言っているわけでありません。スーツの色だけでなく,ネクタイ,シャツ,ポケットチーフの色。こういった色に気を配ることにより記憶に残る可能性をあげる事が出来ます。

特に大切なのはネクタイ,何故かと言うと顔の近くにあるものは記憶に残りやすいからです。

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ブランド力の高い経営者は自分の色を持っていて,勝負服の時は必ず自分の色を使います。そうすることで相手の記憶にどんどん刻み込まれ,忘れられない存在になっていくのです。色と形を使いこなす,企業ブランドを作り上げたい経営者の方には是非知っておいてほしい視点です。


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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。