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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2016年10月30日

美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら君は15本贈るかい?

尊敬する経営者の1人、丸安毛糸の岡崎博之社長が自身のブログでこんな事を書かれていました。

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私たちは、このクレドのもと、長い間素材も製品も、独自の価値を目指して
頑張って作っています。

でも、独自化って、、、もしかして、他社と比べてるって事ですよね。
他社よりいい素材を作ろう、他社に出来ない製品を作ろう、他社に勝つのだ、、、

本当の独自化って、なんだろう。って考えてみました。

それはね、他社と比べないことなんじゃないかな。

本当の独自化は他社と比べないこと

比べない、と言うことは、どう言うことかというと、、、

誰とも比べない、完全に自立した経営を行うということ。

自分、スタッフを信じて、自分たちの思っていることを貫いていく。
想いを一つずつ、愚直にカタチにして、皆んなで行動するだけ。

そこで、常に向いているのは、他社ではなく、お客様。

軸は、「お客様」1本しかないのです。

こうすることによって、真の独自化が出来てくるのではないでしょうか。

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この記事を読んで本当にその通りだなって思いました。差別化や独自化する時に見がちなのが同業他社、同業他社がこんな事をしているからうちはこうしよう!同業他社と差をつけるためにはどうしよう?って考えている時って見ているのはお客様ではなく同業他社でお客様がみえていない。これでは本末転倒になってしまいます。スティーブジョブズのこんな有名なコトバがあります。

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「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」

岡崎社長もジョブスも言い方は違いますが言っている内容は全く同じです、とにかくお客様が望んでいる事が何かを徹底的に考える事がすごく大切。商売の基本って仕事を通してお客様のお役にたったり、悩みを解決する事。でも仕事をしている中でいつの間にかお客様ではなく他社を見たり、自分本位になっていまう事も良くあります。

やはり自分の立ち位置をぶらさない事ってすごく大切なので、定期的に自分の立ち位置を客観的に見つめ直し、自分なりの喜ばせ方を追求することが大切だと思います。毎日仕事をしていると様々な事が気になったり,もっと一足飛びで行ける方法はないのか考えたりもしますが,誰もが出来る事を誰もが出来ないくらいまで継続する事が信用に繋がったり,続けていること自体が独自の価値に繋がるのではないか?

今日はお休みを頂いていますがまた明日から自分に出来る事を愚直にやり続けたいと思います。


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末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。