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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2017年9月3日

経営者のスーツ選びの極意:経営理念を身に纏うと言う視点

すごく嬉しいメールを頂きました!

この仕事をしていて一番嬉しい瞬間はお客様から嬉しいお声を頂く時!少し前になるのですがこんな嬉しいメールを頂きました!

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いやーー本当に嬉しいですね。服って人の気分を大きく変えるパワーがあるのです。私が服屋さんになろうと思ったのもこの服のパワーを実感し,多くの方にこの力を伝えていきたい,そう感じたからなのです。

そしてもう一つこの仕事をしていて良かったと思える瞬間,それは目の前でお客様が華麗に変身される姿を見る事が出来る事です。ただ華麗に変身という表現を使ってはいますが実際には変身をされたわけではなくて,その方が本来持っていらっしゃる可能性を服の力を使って引き出させて頂いただけなので,本来お持ちの魅力が正しく伝わったと言う事なのです。

可能性を引き出せる服,引き出せない服

可能性を引き出す事の出来る服と可能性を引き出す事の出来ない服があります。その違いは何かと言うとその方に相応しい服なのかどうかです。相応しいか相応しくないか?は似合っているか似合っていないのか?とは違います。

似合っているか似合っていないのか?は個人の主観によるものなので,ある人は似合っていると言うしある人は似合っていないと言う可能性のある。極めて曖昧なものなのです。

又好きなものが相応しくて,嫌いなものは相応しくない,それも違います。実際にイルサルトに来られるお客様の声で一番多いのは自分では絶対に選ぶことが出来ないけど,末廣さんに選んでもらったら周りの人からすごく評判がいい!と言うお声です。自分で選ぶ事が出来ない理由は,着たことがない,似合わないと思い込んでいる,好きではない,分からないなど色々な理由がありますが自分に相応しい服は自分ではなかなか分からないものです。

Scan0025ファッション雑誌を読むと余計に迷うこともある

キャラクター,想い,外見に一貫性を持たせる

私がどうやってその方に相応しい服を選んでいるのかと言うとキャラクター,思いや志,そして外見に一貫性を持たせる事です。

キャラクラーとは,その方の持つ雰囲気,体型,服に対する慣れの度合い(これ意外に重要です)ビジネスの場では”他人からどう思われいるのか?”を客観的に捉える事が非常に重要で,自分ではこういう人間だと思っていてもそれが周りにきちんと伝わっているかどうかは別のお話です。

思いとは,自分自身がどう在りたいのか?どう魅せたいのか?どんな印象を持たれるのがいいのか?などなど

この2つをミックスした上で中身の価値が正しく伝わる理想の外見を作り上げていく,これが私の仕事です。理想の姿を考えていく中でトレンドやブランド,似合う似合わない,好き嫌いなどは一切考えた事はありません。キャラクターと思いを加味した上でその方にとって相応しい服なのかどうか?可能性を引き出せる服なのかどうか?を徹底的に考えていきます。

何をしているのかを別の言い方をすれば,徹底的に他人目線を持つと言う事です。客観的にその方を見て,何が魅力なのか?どこに可能性があるのかを探っていきます。自分の魅力が何処にあるのかを客観的に見れる方はなかなかいません,自分のことは自分ではなかなか分からないものです。

自分のことは自分ではわからないから何を着たら良いのか分からない,多くの方はそんな状態なのです。

経営理念を身に纏うという事

経営の事に迷った時に専門家に相談するように,自らの装いについても専門家に相談する。個人ブランドを確立することがますます重要になってくるこれからの時代は,経営者は自分の装いについてアドバイスしてくれる専門家がいると安心です。

服を着るのではなく,経営理念を身にまとう。自分の想いが視覚化されたものが装いである。経営者は是非そんな視点を持っていきましょう!


はじめての書籍が
発売されました!
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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。