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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2017年11月12日

経営者のスーツ選び,”色と形”に集中する事でブランド力は高まります

経営者の装いに好印象は不要

”末廣さんってスーツ何着持っているのですか?”

そんな質問を良く頂くのですが,私が持っているスーツは春夏物で20着ほど,秋冬物で20着ほど合計で40着ほどのスーツを持っています。数だけ聞くと多い印象を持つ方もいらっしゃるかと思いますが,40着のスーツは実はシングルスリーピースとダブルスーツの2種類のみで,全てのスーツのサイズは全く同じサイズなのです。

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何故2種類のスーツしかなく,サイズは全て同じなのか?これには明確な目的があり,それは私自身のブランディングの為です。ブランディングの目的を単純に言えば,他人との明らかな違いを作り出し相手の記憶に強く刻み込む事です。もっと単純に言えば”忘れられない存在”になる為です。

これは”ブランド”と言う言葉の語源に由来します。ブランドとは元々自分の牛と他人の牛を識別するために牛の身体に刻み込んだ刻印の事を指します。由来の通り,他人との明らかな違いの事を”ブランド”と呼ぶのです。

経営者の装いには”好印象”は不要です。必要なのは”存在感”由来の通り他人とは明らかな違いがあり,相手の記憶に強く刻みこむような”存在感”が経営者の装いには必要です。

形と色を使いこなす

そしてこの”存在感”を強くするためにぜひ知っておいて頂きたいことが,形と色を使いこなすと言う考え方です。人間の記憶は色と形で刻み込まれるからです

色が変わっても形が同じであれば記憶に残りやすくなり,形が違っても色が同じであれば記憶に残りやすくなります。勿論色も形も同じなのが最強と言えます。

AIRY7563紺のスリーピース,オレンジのネクタイがトレードマーク,日本ほめる達人協会の西村貴好さん。

私の持っているスーツが二種類しかないのはここに由来します。私は仕立て屋なので色のご提案をするためにも自分自身が色々な色を着る事が求められます。ですので色々な色のスーツを持っています。

しかし私の持っているスーツはスリーピースとダブルの二種類。全てのサイズを同じにしているのは自分のシルエットを常に同じにして記憶に残りやすくしているのです。

三年前に私は肉体改造を行い今でも週に2回はトレーニングジムに通っています,これは健康維持の為もありますが私の場合は”自分のシルエット”を一定に保ち,記憶に残りやすいようにするのが大きな目的です。

 

 

写真 2017-09-26 16 11 33

私の場合は色の力は使わずに形の力を使い自分自身のブランディングをしています。

とは言え,メディアに出たりする時や,プロフィール写真の装いは上から下まで毎回全部同じにして色と形のパワーを最大限使い自分自身のイメージを固定するように意識をしています。元々ファッションが大好きで以前はジャケットパンツスタイルとか色々していたのですが,自分自身のブランディングを強化する為にも纏う服を全て変えました。

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会うたびに印象の違う人はなかなか覚えてもらえません。お笑い芸人さんがいつも同じ格好をしているのは覚えてもらうためです。特にこれからの時代は”個性”が今まで以上に大切になってきます。物も情報も溢れている中で大切なのは”何を買うかではなく誰から買うのか?”なのです。

選んでもらえる人,選んでもらえる会社になる為にも,価値が伝わりやすくその存在を人の記憶に強く刻み込むような装いを意識していきましょう!


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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。