経営者の生き様を表す運命のスーツを仕立てるのがイルサルトの役割
再来年イルサルトは10周年を迎えます。
来年の2月になればイルサルトは早いもので創業9周年を迎えます,10周年まであと1年と言うところまで来ているのでまずは無事に10周年を迎えられる様に楽しんで仕事をしていきたいと思っています。
イルサルトを立ち上げた2009年頃は,経営者専門スーツ仕立て屋とは名乗っていませんでした。最初は今の様にサロンもなくお客様の会社やご自宅にお伺いさせて頂く”出張型スーツ仕立て屋”と名乗っていたのです。
今から振り返るとこの頃は,”ファッションとしてのスーツ”を仕立てていました。トレンドやブランドを意識し,どうすればお客様が”カッコ良く”見えるのかだけを追求していたのです。それはそれで良い事だとは思うのですが,どこのスーツ屋さんでもやっている事を”服屋さん”としてやっていた時期と言えるかもしれません。
経営者専門スーツ仕立て屋と名乗り始めた頃
経営者専門スーツ仕立て屋と名乗り始めたのは2011年頃,営業のプロ江上治さん,能力開発のプロ西村貴好さん,数字のプロ香川晋平さんが次世代の経営者を育てるための塾を開催され,その塾に参加をした事から今のコンセプトが固まりました。
”ファッションとしてのスーツ”から”経営者に相応しいスーツ”に変化し,トレンドやブランドを意識したスーツから”ブランド力を高めるメディアとしてのスーツ”を仕立てると言う意識に変わっていきました。
最初は言葉だけが先行していた”経営者専門のスーツ仕立て屋”が段々と自分の腹に落ち始め,スーツを売るのではなくスーツを通してどういった価値を届けるのか?と言った所が確信に変わっていったのです。
経営理念を身に纏うと言う感覚
しかし最近では又違った変化が出てきました,それは服を纏っているのではなく経営理念そのものを身に纏っていると言う想いに変わってきています。スーツをお仕立てさせて頂くときに様々な事をお客様に質問するのですが,その質問をしている中でお客様自身が”自分はどう生きていくのか?”に気づかれたり,気づいていなかった自分の価値に気づかれる姿を見ていて,私の仕事は”自分の理想の人生を生きるお手伝い”をしているのではないかと感じる様になってきています。
服を仕立てる上では自分が何が出来る人間なのか?何が得意なのか? まずもってどういう人間なのかを客観的に振り返る事がすごく大切です。生まれてきた以上何かの役割があるはずでその役割に相応しい衣装”運命の服”は必ず存在します。”ファッションとしてのスーツ”が”経営者に相応しいスーツ”に進化し,”生き方を表す運命のスーツ”に変わってきているのを感じています。
生き方を表す運命のスーツを仕立てる
でもその役割に気づかず,他人から望まれる人生を歩んでしまう そんな方が非常に多い。自分がどんな環境で育ってきたのか? 親からどんな影響を受けているのか? 何をしている時に喜びを感じるのか?
そんな事を考える事で自分らしい人生を歩む事ができる。 表層的な見せ方なんかではなくて 生き方そのものを見つけるお手伝いをさせて頂いているのではないかと感じるのです。
お客様はただ単に”体に合った服そのもの”を欲しいわけではありません,身体に合っている,カッコイイのは当たり前でその上でその人の価値が伝わる装いなのか,本当の意味で自分に相応しい服を纏う事で自分の生き方や在り方を見つけることが出来る。
服はそのキッカケであり,お客様に寄り添い,一緒に価値を作りあげていく事こそがイルサルトに託された使命なのではないのか?今後も又進化をしていくとは思いますが,今はそんな事を日々感じながら仕事をしています。
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