*

経営者のスーツ選び,サイズを決める上で最も大切な事とは?

オーダーでスーツを仕立てたらサイズが合うとは限りません

オーダースーツなら身体に合ったスーツが出来上がると多くの方は思っていらっしゃると思うのですが,採寸する人によって仕上がるサイズが大きく変わってくるのもオーダースーツの特徴なのです。既製服の場合は元々出来上がっているサイズの中から選び,そのサイズを少し修正するだけですのでサイズ選びさえ間違いなければ大きな失敗がありません。

しかしオーダースーツの場合は採寸する人の手に全て委ねる上に,採寸する時に試着するのはゲージサンプルと呼ばれるサイズサンプルですので,仕上がってくるサイズとは全く違います。採寸する人が慣れている方の場合であれば問題ないのですが,慣れていない人の場合は自分である程度知識をつけ,採寸をする人と会話をしながら自分に合ったスーツを作っていく事が必要になります。

TER05740

 

オーダースーツの事をビスポークと呼ぶ場合もありますが,ビスポークとは be spoken の意味で,顧客が仕立屋に色々話を聞かれながらスーツを仕立てていく事に由来をしています。

スーツで一番大切なサイズはどこか?

スーツのサイズと言うのは肩幅、着丈、袖丈など色々なサイズを合わせる必要があるのですが中でも最も大切なのは“肩幅”です。肩幅さえ合っていれば他の部分のサイズが多少合っていなかったとしてもさほどサイズが合っていないように見えないのですが、他の部分のサイズが合っていたとしても肩幅のサイズが合っていないと全体のサイズが合っていないように見えるそれくらい肩幅と言うのは大切です。

日本がバブル景気に湧いていた頃に大流行していたのがソフトスーツと呼ばれるスーツです。今の若い方はこのソフトスーツをご存じない方も多いと思うのでカンタンに説明させてもらうと,肩幅が非常に広く,厚い肩パットが入っていて,紫とかの原色,シングルではなくダブル,そういった仕様が非常に特徴的なスーツを着たビジネスマンが街中に溢れかえりました。今やバブル期の遺産とも言えるこのソフトスーツですが,その影響からかいまだに肩幅の広すぎるスーツを着ている方がいらっしゃいます。

スーツのシルエットの90%以上はこの肩幅に掛かっている、そう言っても過言ではないくらいまずはこの肩幅に集中してサイズを選んで下さい。理想は自分に適した肩幅を知る事、身長やウエストサイズを把握していて瞬時に出てくるように、肩幅の数値も把握している事がスーツを選ぶ上では大切です。

西さん6

 

肩幅が合っているのか合っていないのか?は肩の部分を触ったときに余りがあるかどうか?で判断します肩を触ったときに余りがあるスーツは肩幅のサイズが合っていません。自分の肩幅とスーツの肩幅がピタリと同じなのが理想の状態です。これは自分の判断だけではなく、人に見てもらう事も大切です。

自分の感覚と人からの感覚が違うのがスーツ

スーツというのは自分の着ている感覚と人から見られている感覚に差があります。どういう事かと言うと、自分で着た時にゆとりのあるサイズは人から見るとかなり大きなサイズに見えます。自分で着た時に少しきついくらいのサイズは人から見ると非常にサイズが合っている様に見えるものなのです。ですのでこの差がある事をまず理解してください。

國井健さん

私がユナイテッドアローズにいる頃、当時の店長が“これが末廣さんのジャストサイズのジャケットです”と教えてもらった時の衝撃を今でも忘れることが出来ません。“きついなー肩がすごく当たっている感じがする。。これは随分サイズ小さいのではないか?”と言うのが私の第一印象でした。でも鏡で見たらサイズが合っているような気もするけど正直良くわからない。そんな印象を持ちました。

しかしスーツに関してずぶの素人だった私はそのアドバイスをそのまま受けいれそのサイズを着続けました。そうするとどんどんそのサイズ感に慣れてきて、最初は動きにくかったのが慣れて動きやすくなり、そのサイズのスーツを着た時にだけ人から褒められる事も多くなり、“正しいスーツのサイズ感”がどんどん身体に染みついていったのです。それから自分の肩幅が40センチと言うのが分かり、スーツを選ぶ際にも全く迷いが無くなりました。

なのでスーツ選びにおいてはまずは正しい肩幅を決める事から始めましょう。

The following two tabs change content below.
末廣 徳司
日本で唯一の経営者専門スーツ仕立て屋として,”経営者のスーツとは企業ブランドを作り上げる最強のメディアである”と言う信念の元,2009年2月イルサルトを立ち上げる。イルサルトとはイタリア語,英語ではイルはThe,サルトはTailor,即ち仕立て屋そのものの意味,スーツを通して経営者自身,そして企業を理想の姿に仕立て上げるお手伝いをしています。中小企業経営者,政治家,芸能人,講演家,コンサルタント,士業,ライフプランナーなど経営者自身及び企業のブランド化が必要不可欠でブランディングが業績に直結する業種,また外見の重要性を何となくは理解しながらもどうしたら良いのかが分からない悩みを持つ方を対象に創業8年間で延べ10,000人を超える経営者のブランド作りのお手伝いをしてきました。経営者には”自身や会社の価値が正しく伝わる装い”が必要です。その為にイルサルトでは、まず仕事への想いや,志,理念などを詳しくお伺いさせて頂きます。インタビューの内容を元に “価値が伝わる装いのご提案書”にまとめさせて頂いた上で,スーツ,シャツ,ネクタイ,靴,コートなど全てのアイテムを一点一点特注でお仕立てをさせて頂いております。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

関連記事

経営者のスーツ選び、好印象は不要。必要なのは存在感。

このスーツを着たら印象が良くなりますよ! 接客をされているとたまにそんな事を言われたりする事も

記事を読む

6image

経営者がスーツ選びをする上で絶対に知っておかないといけない事

経営者のスーツ選びで最も大切な視点 経営者がスーツ選びをする上で、どんな色や柄を選ぶのか?と同じく

記事を読む

小山さん2

経営者が知っておくべきジャケットの国際的な着こなしルール

シングル,ダブル様々あるジャケットのデザイン 株式会社星光医療器製作所 平岡孝輔さん スーツ

記事を読む

写真 2016-02-01 10 56 15

服は苦手なので出来たら考えたくない。。そんな方へ

90%以上のお客様がご紹介で来られます! イルサルトにお越し頂くお客様の90%以上がお客様のご紹介

記事を読む

C

イルサルトでは男性スタッフを募集中です!

私がこれからやりたい事 ”装う事で生まれる自信”を届ける日本唯一の経営者專門のスーツ仕立て屋。

記事を読む

イルサルトオフィシャルサイト

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ
  • twitter
  • facebook
  • google
  • instagram
  • wear
  • feedly
  • livedoor
  • rss
51QCZEgZ+4L
私が人と接する上で気を付けている3つの事:尊敬する,喧嘩する,継続する

変わった人の対する考え方 今現在イルサルトのスタッフは私以外に事務全

写真 2018-01-25 13 52 12
知っていると話のネタになる靴の知識

靴のサイズが合っていない方が多い 一番サイズが合っていないものは靴な

写真 2017-10-14 14 20 04
3/2(金)~3(土)岡崎にてオーダー受注会を開催します!

2月も後半に入り,先日イタリア出張で買い付けた生地や小物が続々と入荷を

C060FAFA-3FC6-49F0-9532-574EC23B2F64
本日2月21日でイルサルトは9回目の誕生日を迎えました!

2009年2月21日創業から9年 イルサルトを立ち上げたのが今から9

TER_9943
イルサルトが本当に届けたい価値とは?

イルサルトが最もお役に立てる方とは? 日本で唯一の経営者専門スーツ仕

→もっと見る

PAGE TOP ↑