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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2018年2月15日

経営者の装い術:季節感を意識してみよう!

スーツは春夏と秋冬に分けているけれどもそれ以外のアイテムは年間通して同じものを使っている方も多いのではないかと思います。私もかつてはそうでした,しかし“経営者専門のスーツ仕立屋”を名乗る上で様々な事により気を配ろうと考え,スーツ以外のアイテム(シャツ,靴,ネクタイ,ソックス)についても相応しい季節を考える様になりました。

シャツ

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シャツは春夏はメッシュ素材や生地の薄い涼しげなものを,秋冬は分厚めの暖かみのある生地を使い分けています。ただ色に関しては白かサックスブルー(薄いブルー)の無地シャツのみで柄の入っているものやカラーシャツは着ないようにしています。形に関しては,襟はセミワイドかワイドカラーで,ボタンダウンは選ばず,胸ポケットも必ず無い仕様にしています。

ネクタイ

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又ネクタイは春夏用は麻やコットン素材の清涼感あるもの,秋冬用はニット素材や分厚めのシルク素材などを使い分けています。ネクタイの柄も色々とあるのですが,私が選ぶのは無地柄/小紋柄/ペイズリー柄の3種類のみです。様々な結び方がありますが,私は基本的には全てシングルノットで仕上げる様にしています。

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靴ですが,これも革の素材感で使い分けています。春夏はメッシュ等の清涼感のある革,秋冬はスエードなど暖かみのあるものです。スーツに合わせる靴は“ひもがついているもの”若しくは“モンクストラップ”で色は茶色が中心です。カジュアルなローファーはスーツには合わせず,ジャケットパンツかカジュアルスタイルの時だけにしています。

ソックス

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ソックスは私は春,夏,秋冬と年に3回衣替えします。基本的にはロングホーズと言う膝まで隠れる長いソックスを履くのですが,春は涼し気なコットン素材,冬は暖かいウール素材のものを選んでいます。夏は膝まで隠れるタイプですとかなり暑いので夏だけはロングホーズよりは少し短いタイプのものを選ぶようにしています。

“春夏” “秋冬”それぞれの装いポイント

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春夏の装いの最も大きなキーワードは“涼しげ,清涼感”です。また秋冬の装いの最も大きなキーワードは“暖かみ,温もり”になります。様々な事に敏感な事を求められる経営者はまずは自分自身の事に敏感になる事で色々な事に気を配る事が出来るようになるのです。ですので夏は夏らしく,冬は冬らしく季節に合わせた装いする事が非常に大切です。このキーワードを視覚化した装いをする為に私自身は上記の事に気を付ける様にしています。何か参考になる部分があれば是非取り入れてみてくださいね!

 


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末廣徳司の本
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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。