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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2018年2月28日

零細企業が優秀なスタッフを集める秘訣

池田里恵と植木菜摘

イルサルトのスタッフは私以外に池田里恵と植木菜摘の2人がいます。元々大手出版社に勤めていた池田は,とにかく事務処理能力が正確で早いので請求書のチェックや各種伝票類の処理など正確性が求められる仕事は全て池田に任せています。又そうした事務仕事以外にホームページ更新や私が書いたニューズレターの原稿チェック,小冊子の作成など活躍の場を広げています。

又大手航空会社に勤めていた植木は,お客様に喜んでもらいたいと言う気持ちがとにかく強いので,如何にお客様に寛いでもらう空間を作るのか?サービス向上の為の仕事などアイデア力が求められる仕事は全て植木に任せています。池田と私がなかなか気づかないところにも気づいてくれ思いもよらぬアイデアを出してくれるので,非常に助かっています。

写真 2016-06-03 13 56 502人とも美人なので顔で採用しているのですか?と聞かれるのですが,はいその通りです。イルサルトは容姿を第一優先にしています(笑)創業して10年足らず,スタッフは我々三人だけの零細企業にこうした優秀な2人が入社をしてくれたのは本当に奇跡でしかないのですが,何故この奇跡が起こったのか?と考えてみたところ,やはりブランディングの結果ではないか?私はそう感じています。

採用にも大きな影響を及ぼすのがブランディング

イルサルトを創業したのは2009年,その頃のコンセプトは”出張型スーツ仕立て屋さん”でした。初期投資を全く出来なかった私が,好きなメンズの服を扱うためにはこの方法しかありませんでした。お客様のご自宅や会社に行き採寸をして,又出来上がったお品物をお持ちするのが出張型仕立て屋,交通費は勿論掛かりますがその他の固定費は全くかからないからです。

出張型スーツ仕立て屋として仕事をしていくうちに段々と応援をしてくださるお客様が増えて,自分のサロンを持つ事が出来る様になりました。でもこの段階ではまだ一般的なスーツ屋さんと全く変わりませんでした。

出張型スーツ仕立て屋さんでもサロンを持った時であっても,この段階では池田も植木も入社をしていなかったと思います。池田も植木も入社をしてくれたのは,私の考え方に共感をしてくれたのは勿論なのですが,単なる”スーツ屋さん”ではない所に価値を感じてくれたのです。

価値に共感するスタッフが集まる

一般的なスーツ屋さんではなく,私が志向していた”スーツを通してお客様の価値を上げる”と言うコンセプトに共感をしてくれたからこそ2人とも入社をしてくれました。イルサルトが服屋さんである事を池田も植木も今でも良く忘れています(笑)

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ただやはり大切だと思うのは,コンセプトを決めるだけではなくその価値や自分の目指す姿を発信し続ける事であると思います。言っている事そしてやっている事に一貫性が無いと信用をしてもらえなのは,お客様だけではなくスタッフも全く同じなのです。

池田も植木も入社面接の際には私のブログを隅々まで読んでいました。あの時こうでしたよね?と私が完全に忘れていた事も良く覚えていて,まるで”徹子の部屋”に出ている様に感じた事もあります(笑)

”ブランディングを考える”これはどういったお客様のお役に立ちたいのか?自分がどう生きるのか?を決める事なのですが,色々な所に効果を及ぼします。私が経験したのはこの”スタッフの採用”にも大きな効果を発揮すると言う事です。

経営者は自分の言葉で語ろう!

私が”経営者専門スーツ仕立て屋”と言うコンセプトに辿り着き,日々の発信をしていたおかげで池田,植木と言う素晴らしいスタッフに巡り合う事が出来ました。スタッフ採用に効果があるとは夢にも思っていなかったのですが,実際に絶大な効果がある事に気づかされました。

”経営者が個を出して,自分の言葉で語る”これは様々な所に大きな効果がありますので,憶することなくどんどん発信を続けていきましょうね!


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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。