2018年9月19日
中小企業は『全てイオンの真逆』をしてみよう!
vol.4662 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 装いを通し 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆ショッピングモールで服が売れない 先日のヤフーニュースで こんな記事が載っていました ショッピングモールで 服が売れない深刻問題 出展元 東洋経済オンライン 売上の悪い原因は ※ 既存店売上減少 ※ 価格競争の激化 ※ 商品の同質化 の3点 中でも3つ目の 『商品の同質化』が大きい 同じような商品が 色々なお店に並んでいる為 値段でしか比較されない ここが服が売れない 要因ではないのか? と言う記事でした ◆ワールド時代の仕事 ワールド在職中の 私の仕事は 商品の企画開発 年間を52週間に分け 新しい商品を52回 つまり毎週新しい商品を 店頭投入していました 商品開発の元になるのは ※過去の販売データ ※他ブランドデータ この2つを見て 『如何に素早く』 商品開発するのか? が私に課せられた ミッションでした ◆同質化の原因 全てが数値化される状況では 『過去に例がないこと』 はなかなか挑戦することが 出来ません ワールド社内の販売データは 瞬時に社内で共有されるので みんな見ている数字が同じ その数字からはじき出される 売れ筋商品の傾向と対策は どうしても似通るので 結果的に同じような商品が 出来てしまうのです ◆服だけではない これは服に限った事ではなく あらゆる業界に当てはまります ショッピングモールに 入っているレストランが 全国どこでも同じ 車のデザインが たいして変わらないので 全部同じに見える 大手企業ですら こうした『同質化』に 非常に苦しんでいます 中小企業が同じように どこにでもある商品を 誰でもするような売り方で 売っていたら 生き残る事はありません ◆中小企業の生き残る道 中小企業が生き残るためには ※ 専門性 ※ 個性 ※ 関係性 が非常に重要です もし仮に どこにでもある商品を 扱っていたとしても 独自の売り方を考える ◆大企業の逆をいく 幅広く商品を扱うのでなく 得意な所,好きな所に集中し 価値の深堀りをする 様々なメディアを使い 地道に情報発信を続ける事で お客様との関係性を作る これらは全て 大企業の真逆 ここにヒントがあるのでは? と私は思うのです 簡単に言うと 全てイオンの逆をしてみる ※ 商品数を減らす ※ 1つの商品を長く売る ※ 営業時間を短くする ※ 在庫を持たない ※ 単価を上げる ※ 売り込まない ※ こまめな情報発信 ※ お客様を絞る これからの時代こうした事が 非常に大切になってくる アパレル販売不振の ニュースを見て そんなことを感じました↓
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