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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2015年9月16日

ワールド畑崎広敏社主の行動に涙しました・・

ボクがかつて10年間在籍し、ものすごくお世話になったワールドが今苦況に立たされている様です。

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3000店舗中500店舗閉鎖に続き、社員の30%にあたる500名の人員整理も発表されたようです。

ボクもワールドを離れ10年以上経っているので内部の事は詳しくは分かりませんが、ワールド史上最大の大ピンチであることば間違いないようです。

ワールドは現在社主である畑崎広敏さんが創業され一代でここまでの大企業に育て上げた会社で、ボクが入社をした1995年にはまだ畑崎広敏社主が社長をされていた時代でした。

20年前の入社式でおっしゃられた事は今でも鮮明に覚えています。

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会社には3つの種類の人間がいます。

絶対にいないと困る人

いてもいなくてもどちらでもいい人

いないほうがいい人

ワールドには絶対にいないと困る人しかいませんが、皆さんもそうなって欲しい。

 

そんなお話でした。

社員に対する愛情をすごく感じたんです、他にも色々と会社を受けましたが社員の会社帰属意識を一番感じたのがワールドでした。

就職活動中何回もワールドに行ったのですが、学生のボクにまで”いらっしゃいませ”と元気に挨拶してくれた会社はワールドだけでした。

ボクがワールドに就職を決めた最も大きな理由の1つでした、同じ就職をするのなら社員がまさに一丸となって頑張っている会社に入りたい。

 

今回人員整理が実施され、泣く泣く会社を去らねばならない社員さんも沢山います。

退職される方が最後の挨拶にと畑崎社主の所に挨拶に行くと

 

”今回こんな事になって本当に申し訳ない、

ご家族の方にも宜しくお伝え下さい”

 

と社主自らが謝り、思わず泣いてしまう社員さん達も沢山いる様です。

そしてもう一つ驚いたのが、人材派遣会会社が再就職の斡旋をしているらしいのですが、その会場にまで畑崎社主が直接出向き再就職活動をしている社員達を励ましている様なんです。

このお話を聞いて思わず泣いてしまいました。

 

ワールドが短期間で大きな成長を遂げたのはビジネスモデルや時代背景色々な要素があったと思いますが、いくらシステムを作っても動かすのは人間、やはり人の部分が大きいのではなかったのかと思います。

ボクが入社をした頃、良い意味でも悪い意味でもワールドはすごく”人間臭い”会社でした。

人間臭すぎてしんどくなった時もあるくらいです(笑)

結束力があって、帰属意識が強くて、まるで宗教団体の様に感じた事もあります。

でもそれがワールドの業績を押し上げる大きなパワーになった事は間違い有りません。

 

”誰かの為に” ”誰かの為なら”

一見すると時代錯誤的に感じられる方も多いかも知れませんが、ここにきてやはり”人との繋がり”がもうすごく大切になってきているとボクは感じています。

スタッフとの関係、取引先との関係、家族との関係、全て同じであると思います。

畑先広敏社主の行動を聞き、ボクも経営者として襟を正していきたいと思います。

 


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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。