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経営者はファッション雑誌に踊らされてはいけません

経営者にオススメのネクタイの結び方

経営者にオススメなネクタイの結び方は?と聞かれたら”小さく結ぶ”と私は迷わず答えます。小さいとはこれくらいの結び方です。

2016-03-14 12.22.57

小さく結ぶコツはネクタイを結ぶ最初の段階でしっかり力を入れて固めに結び始める事です。ネクタイを結ぶ仕上げの段階で結び目を小さくする事は不可能ですので,必ず最初から小さく固く結び始める様にして下さい。そしてもう一つ結び方のポイントはこの結び目にディンプル(くぼみ)を作ること,このくぼみが有るのと無いのでは印象が全く違います。ディンプル(くぼみ)の無いネクタイはすごく野暮ったく見えてしまいますが,ディンプル(くぼみ)が美しく入ったネクタイは立体感が有って非常にエレガントな印象を与えてくれるのです。

このディンプル(くぼみ)は右手の親指,人差し指,中指の三本を使うのですが,親指,中指の2本でネクタイの外側を押さえながら人差し指でくぼみを作っていきます。最初はなかなか出来ないと思いますが慣れるとすごくカンタンです。ポイントは三本の指でくぼみの部分を引っ張りながら結び目を出来るだけ小さくしていく事です。結び目を小さくすればするほど固く結ばれていきますのでディンプル(くぼみ)は美しくなります。

神は細部に宿るという言葉もありますが,視覚的に特徴的なスタイリングをしなくても,こうしたネクタイをきちんと結ぶと言った当たり前のことを一個一個きちんと仕上げていく事が経営者の身だしなみには非常に大切なことです。

経営者はファッション雑誌に騙されるな!

ファッション雑誌を読んだり,セレクトショップの店員さんのネクタイの結び方を見ていると,このネクタイの結び目をわざと左右にずらす“ネクタイずらし”と言う結び方をしているのを良く見かけます。

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イタリアのフィレンツェで年に2回開催されるピッティウオモと呼ばれるメンズの世界最大級の展示会があります。この展示会には世界中から色々なブランドのバイヤーやプレスの方が集まってきていて,世界の最新のファッションをチェックする事が出来るのですが,この展示会に集まってきている人たちのスタイリングが今のトレンドとして世界に発信される事も良くあります。

先ほど書いた“ネクタイずらし”もその一つなのです。イタリア人の考えるカジュアルと日本人の考えるカジュアルとはかなりの差があります。イタリア人の考えるカジュアルとはネクタイを少しずらしたり,袖のボタンをわざと一つ開けてきたり,シャツの襟をわざと跳ねさせたり,スーツスタイルを少し”着崩す“事をカジュアルと呼びます。対して日本人の考えるカジュアルはカジュアルフライデーの様なスーツ以外の休みの日のスタイルを総称してカジュアルとひとくくりにしています。

イタリア人の友人になぜネクタイをずらしたりするのをカジュアルと呼ぶのか?と聞いたことがあるのですが,答えは単純明快でした。”他人と少しでも差をつけて女性にモテたいから!“と言う答えでした。スーツを脱いでしまうとエレガントさが無くなってしまうので,スーツを着ながら他人と差をつけモテる為にイタリア人男性はこんな細かいところにまで気を配り,涙ぐましい努力をしているのです(笑)

話を元に戻しますね。よく雑誌で取り上げられているこの“ネクタイずらし”ですが,経営者の方はやめておいた方がよいでしょう。ネクタイずらしをしていて素敵ですね!と言われる事はまずありません。“ネクタイが曲がっている人”としか印象を与えません。メンズファッションはレディースファッションに比べアイテムも少ないですし,トレンドの変化も早くありません。

ですので各雑誌はこうしたちょっとしたテクニックをあたかも世界のトレンドの様に掲載しますが,それがトレンドなのか?と自分自身のブランド作りに合っているかどうかは全く別のお話ですので,雑誌に書いている事は鵜呑みにせず自分のコンセプトやブランドに合っているか?を判断するようにしてくださいね!

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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