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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2022年4月13日

大企業の看板がなくなった私を守ってくれたもの

vol. 5875  





今年も4月がやってきましたね
フレッシュな新入社員を見ていると
なんだか嬉しくなりますね(^^)

はるか昔ですが
自分にも初々しい時代が
あったのだろうなあと思うと
懐かしさを感じます・・・

私が会社に入ったのが1995年
早くももう30年近く社会人を
している計算になるのですね

サラリーマンを10年
父の会社に4年
そしてイルサルトが13年



社会人キャリアのなかで
イルサルトの仕事が
いちばん長くなりました

10年ひとむかしといいますが
1つの区切りになる期間を
自分の足で立つことができたのは
すごく大きな自信となりました

◆好きと共感

イルサルトを立ち上げるまでは
いつもなにかに守られてきました

サラリーマン時代は
ワールドという大きな看板に守られ
父の会社にいるときは
父が責任をとってくれる安心感のなか
ぬくぬくと生きていた気がするのです

でもそうしたものがすべて無くなり
自分自身が看板となっていく過程のなかで
かつて感じたことのないような
充実感や満足感を得ることができています

独立したいと強く思っていたわけでなく
結果的に独立することになったのですが
仕事をつづけることができているのは
「好きと共感」なのではと思うのです



好きと仕事は別
好きを仕事に取り入れてはいけない
と先輩からも教えられ

好きは、楽しむもの
仕事は、お金を稼ぐもの



そもそも混ぜたら危険!
と思いこんでいました

◆好きを追求する

でもいまもこうして
イルサルトを継続することができているのは
好きだから以外にありません

好きなことだから夢中になれるし
やらされている感もなければ
ずっと考えていても苦痛にならない

そして好きを発信しつづけていると
その想いに共感してくださる
お客さまとの出会いが生まれました

サラリーマンとして
組織で働くのなら
さほど意識しなくていいかもしれません

しかし
自分で何かをするとするならば
絶対に必要不可欠になるのが
この「好き」なのです





そして好きを突き詰めていくなかで
自分だけのオリジナルが
出来上がることもわかりました

経営者専門スーツ仕立て屋
というコンセプトがそうです

イルサルトをはじめた頃は
そんなコンセプトではなく
ただ単にファッションを売っている
どこにでもいる仕立て屋でした

◆経営理念を身にまとう

自分の好きを突き詰めていくなかで
誰もやっていないことをしたくなり
ファッションをファッションとして売るのでなく


経営者の佇まいは
会社の価値をつたえるメディア



と発信しようと考えるようになり
経営理念を身にまとうというコトバにも
出会いました。

ほかの仕立て屋さんとは
明らかに違う生きかたをすることを
選んだわけなのですが
これは自分の好きを知り、好きに素直に
ちがうことを恐れずに進んだ結果です

これからも
色々なことが起きると思いますが
自分の好きに素直に違うことを恐れず
進んでいきたいとおもいます(^^)


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。