2018年5月6日
それでもTOKIOをCMに使いますか?
山口達也さん事件で TOKIOメンバー謝罪会見
まだ暫くの間は この報道が続きそうですね 報道の中で出ていた 差し替えや中止の一覧を見て 改めて事件の影響の大きさを 思い知らされました
出展元 スポーツ報知より
出演見合わせ 放送中止 番組差し替え ポスター撤去 HP削除 CM撮り直し
違約金や損害賠償金は 果たしていくらになるのか?
山口さんが失った 社会的信用は計り知れません
◆時間がかかるブランド認知
仮にイルサルトのCMで イメージキャラクターが 山口さんだったとしたら 放送中止や損害賠償だけでは 済ませられません。 ブランドイメージは 長い時間をかけて作られる物 何かあったからと言って キャラクターを次々に 変更するのも難しい 又失われたブランドイメージ を取り返すのは非常に難しく 数字で測る事は出来ません。
出展元 ビジネスジャーナルより
◆有名人を使うリスク
タレントさんを使うのも 大きなリスクがあるという事
覚せい剤防止のポスターに 出ながらクスリに 手を出した女優
納税協会のキャラクターを しながら脱税をしていた 元プロ野球選手
自動車のCMに出ながら スピード違反で捕まる俳優
有名タレントをキャラクターに 使うのは危険なのかもしれない
山口さんの事件が 大きな騒ぎになっているのは 持っていた爽やかなイメージと 起こしてしまった事の差が あまりにもあるからと言う側面 もあるのではないでしょうか。
もし仮に いかにもそんな事をしそうな人が 同じ事件を起こしていたら これだけの騒ぎになっていない かもしれません。
◆企業の対応方法は?
とは言え イメージの良くない人を キャラクターに使う企業も なかなか無いと思いますが タレントさんも人間です。 いつ何処で何か起こるか?は 誰にも分りません。
企業がタレントのイメージに 自社のブランドイメージを 任せるのは非常に危険です。
企業の対策としては 下記三点が挙げられます
1) こうしたリスクを背負う
2) 有名人を使わない
3) 経営者自身が看板になる
如何にブランディングを
進めれば良いのか?
を企業はこの事件から
学べるのではないでしょうか
◆経営者が看板になること
資金力のある大手企業の場合
1~3どれでも構いません。
山口さんを抜いたTOKIOで
CMを撮り直すヤマト運輸
社長自身が強力な広告塔に
なっているアパホテル
出展元 アパホテルウエブサイトより 資金力の少ない中小企業は 有名人を使うのは難しい 仮に使えたとしても 大手企業に比べると 知名度もかなり落ちる 有名人に限られてしまいます 中小企業の場合は 『経営者自身が看板になる事』 を私はお勧めしています。 ◆薦める三つの理由 その理由は3つあります 1)価値が伝わりやすい 例えばですが 矢沢永吉さんが日産自動車に 乗っているかというと 恐らく乗られてないのでは ないでしょうか 日産の伝えたいメッセージを 矢沢さんのイメージを通して 伝えるのがCMの役割です 出来るだけ多くの方に イメージを伝えたい大手企業は それでいいかもしれません 大手に比べマーケットも狭く 伝える相手が明確な中小は 経営者が自分の言葉で 語る方が伝わりやすいのです 2)個人がメディアになる時代 人類史上初めて 個人がメディアになった 今はそういう時代です 以前であれば情報発信は マスメディアの独壇場でしたしかしSNSやブログ等の台頭で 誰でもが発信出来る様になり CMを凌ぐ影響力を持つ 個人がどんどん誕生しています 3)決め手は”人” 以前であればマスメディアの 広告が商品購入の決め手でした しかし今はSNSの発達で ”人”を介した情報が 商品購入の決め手になる事も 格段に増えてきています 簡単に言うと ”~さんが言っているのだから 間違いないだろう” が 商品購入の決め手になります。 こんな時代に大切なのは 経営者自身が信頼され 影響力の大きいメディアに なること その為には 経営者が顔を出し 自分の言葉で伝える事で 信頼が作られていくのです そうやって時間と愛情をかけ 作りあげた強固な関係性は お金で買えるものではなく どんなCMをも凌ぐ 信頼性と影響力を持つのです 『価値が伝わりやすい』 『個人がメディアになる』 『決め手は人』 経営者が看板になる事を 薦める理由はこの三つです 中小企業の経営者の皆様 情熱とプロ意識を持って お客様のお役に立つブランド を創り上げていきましょう!↓
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