トップへ
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2015年5月30日

ソフトバンク孫さんから買いたいけど、楽天 三木谷さんから買いたいと思わない。

すごい単純な事なのですが、すごく大切だと思うことがあります。

それはその人からサービスを受けたいかと思えるかどうかって事。

 

ラーメン屋を経営している友人がいたらそこで食べたいと思うか?

介護施設を経営している友人がいたらそこに親を入れたいと思うか?

服屋を経営している友人がいたらその人から服を買いたいと思うか?

クリーニング屋を経営している友人がいたらその人にクリーニング頼みたいと思うか?

 

単純なのですがすごく大事な事だと思います。

その人からモノを買ったり、サービスを受けたいかどうかの差ってやっている本人が本業にどれだけ向き合っているか?と言う差なのではないかと思います。

それとかただ単に儲けたい、業績をあげたいという人からはモノを買いたいとは思わない。

自分の扱うモノやサービスを通して人の役に立ちたい、人を喜ばせたい、世の中を良くしたい!

そんな情熱や思いが伝わってくる方からサービスを受けたい。多くの方はそう感じるのではないかと思います。

これは企業の大きさは関係ないと思います。トップの強いメッセージや思いが伝わってくる会社はやはり強い。

ボクはソフトバンクの孫さんからアイフォンは買いたいと思うけど、楽天の三木谷さんからモノは買いたいと思わない。

この差は何なのか??

孫さんはインフラを整備して世の中を良くしていきたいと言う壮大なビジョンを感じるけど、三木谷さんはとにかく楽天グループの拡大したいと言う思いしか感じません。

(色々な意見あると思いますのであくまで私見です)

そんな風に考えていくとなかなか面白いです。

 

カルロスゴーンさんから車を買いたいと思うか?

原田泳幸さんから進研ゼミに入りたいと思うか?

スティーブジョブズさんからアイパッドを買いたいと思うか?

短パン社長から短パンを買いたいと思うか?

 

共通の友人が多い友人と試しに30名くらいの経営者の友人を題材にこれを実験した事があるのですが、見事にボクとその友人の答えは一致したんです。

やはり感じることは一緒なんですよね。

無題

イルサルトのミッションは”装う事で生まれる自信”を届けること

”装う事で生まれる自信を届ける” そう言っているボク自身が全然自信がなさそうだったり、服装が全然イケてなかったり、拡大の事ばかり考えていたら多分ボクから服を買いたいと思う方はいなくなるのではないかと思います。

色々なお客様にお聞きしていると、どうやらボクに求められているのは”安心感” ”安定感” ”丁寧さ” “継続力” ”キチンとしている”そういったものです。

だから”飲み屋のおねーちゃんにモテたいんだけどどんな服着たらいい??”みたいなお客様は殆どいらっしゃいません、あくまで”殆ど”です(笑)

トレンドやブランドと言うよりも、経営者としてキチンとした装い、尚且つ自分ブランド力が高まる装いを求めるお客様が多いのがイルサルトの特徴なんです。

お客様が求めているものを提供し困っている事、悩みの解決をする。

自分の出来る事とお客様の求めている物が一致すること

この状態が最もお互いに幸せなんだと思います、相手が求めてもいないのに自分にはこんな事出来ますよ!と言ってもそれはただ単なる売り込みになってしまいます。

 

物を売るのではなく、その物を通してどんな良いことがあるのか?どんな悩みを解決出来るのか?と言うコトを売る。

自社の拡大をしたいとかじゃなくて、業界や世の中を良くする実現不可能なんじゃないかくらいの壮大なビジョンを掲げる。

そして常に本業の深掘りをしてプロフェッショナルを極める。

 

そんな事がこれからの時代すごく大事になってくるのではないか、ボク自身ももっともっと仕事の質を上げていきたいと思います。

 


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。