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毒を盛られて覚醒する人,死んでしまう人

水曜,木曜と伊豆でマーケティングのセミナーを受けてきました。
ボクのマーケティングの師匠 藤村正宏先生の私塾を卒業し,更にそこからソーシャルメディアを専門的に学ぶ塾を卒業したメンバーが集う,そんな場でした。

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20名近くが集まったのですが,それぞれが各業界で活躍している方ばかり,とにかく色々な意味で濃い人達でこのメンバーの中に入ると自分が如何にフツーの人間であるかを思い知らされます。2日間非常に楽しい時間だったのですが,その中で最も印象に残ったのは”毒”のお話でした。

話は、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の坂本龍一さんの自叙伝から。
坂本龍一さんは、子どものころから作曲に関する英才教育を受け、いわば音楽のエリート。そんな坂本さんが、たまたま細野晴臣さんと出会い、意気投合。
坂本さんにとって、細野さんは理論も含めた音楽の話がとてもよく合う初めての人。きっと同じような経歴だと思い、「細野さんって、ラベルとドビュッシーが好きでしょ?」というと、「は?聞かないけど…」という対応。ショックを受けた坂本さん。

でも、その畑違いの細野さんたちとの活動が坂本さんの音楽の幅を広げ、世界の坂本になっていったと。
当時を振り返ると、坂本さんにとっては、畑違いの2人は「毒」だったと。でも、毒との出会いがあって、初めて覚醒することもあるわけです。自然界でも、毒は、毒。だから、手を出さないほうがいいが、ときとして薬にもなります。

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藤村正宏先生の私塾もまた、そんな存在なのかもしれない。というお話です。これを塾生の前で言ってしまう藤村正宏先生もすごいですよね。。ある意味自分を否定している事にもなる。でもそんな話を聞いて,確かにそうなのかもしれない。そう思いました。

藤村正宏先生に出会うまではボクはこんな価値観を持っていました。

■売上を上げる事が仕事の目的である
■仕事は仕事,遊びは遊び
■~しなければいけない ~すべき
■仕事に趣味を取り入れてはいけない

でも藤村正宏先生はボクにこう言いました

■遊ばざるもの働くべからず
■仕事の様な遊び,遊びの様な仕事をしよう
■好きな事を仕事に取り入れよう!

最初は何言ってるのこの人???って感じだったのですが,何回も話を聞いているうちにその真意が分かってきてイルサルトを立ち上げ今に至ります。
もし藤村正宏先生に出会っていなかったらイルサルトは誕生する事はありませんでした。そういう意味で言えばボクは毒を盛られて覚醒したタイプだと思います(笑)

でも中には毒を盛られて死んでしまうタイプもいます。これは藤村正宏先生の私塾に限ったお話ではなく,本やネット,セミナーからの知識も同じ,同じ話を聞いてもまず実行する人と実行しない人がいます。そして実行した人の中には上手くいく人と上手くいかない人がいる。勿論どれだけ継続するかにもよると思うのですが,いくら継続しても上手くいかないひとはいかない。

この違いは何なのか?

ボクは”客観性”を持てるかどうかなんじゃないかなと思います。
いくら自分の好きな事をした所でそれを求める人がいないと仕事とはいえずただの趣味です。仕事の本質は,人の悩みやお困り事を解決する事なので,最初から困っている人がいなければ商売としては成り立つ事はありません。

それと自分の能力を客観的に見れるかどうか?自分で出来ていると思っていても他人がそう思っていなければ出来ている事にならない。逆に言えば自分が出来ていないと思っている事でも,他人が出来ていると思えば出来ている事になる。
今情報が本当に多くて,どの情報を信用していいのか分からない時代です。自分と違う価値観はある意味毒です,でもその毒を飲んで覚醒出来るのか?そのまま死んでしまうのか?は自分次第。

自分なりの価値観を持ち,原理原則に従い,客観的に自分を見つめる。そんな事がやはりすごく大切なんじゃないかと思います。

 

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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