業者と呼ぶのはやめよう!
vol. 5701
先週日曜日は
中高テニス部の先輩後輩8人で
ゴルフにいってきました
あついくらいの天気でしたが
雨の降ることもなく
たのしい1日をすごせました(^o^)
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/07/7d92600764dc0b50b4a7e4f771450dea.jpg)
実は私、高1のときに
テニス部をやめています
後悔はあまりしないほうですが
テニス部を途中でやめたことは
いまだに後悔しているのです・・・
しかしそんなことに関係なく
卒業から30年以上たったいまでも
変わらぬおつきあいをしてくださる
先輩後輩には感謝しかありません
いつまでたっても
こうしたつながりを持つことができて
すごくシアワセを感じます(^o^)
◆つながりの大切さ
やはりこの「つながり」は
すごく大切だとおもうのです
どんな仕事をしていたとしても
一人ではできません
関係する人の協力があってこそ
なりたつのが仕事
だから私は
お客さまとのつながりだけでなく
お取引様とのつながりも
すごく大事におもっています
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/06/IMGP0603.jpg)
私が 絶対使わない言葉の1つに
「業者」というものがあります
なぜなら
各自の専門分野があるのに
業者さんと一括りで呼ぶのは
非常に失礼であること
もう一つは
業者という言葉のひびきが
売る方、買う方という立場を
連想させるので
どうも好きになれないのです
◆上海での経験
それは私自身が業者扱いされ
嫌な思いを散々したからです
2001年28歳の時に
上海ワールドに駐在員として
赴任をしました
駐在員というと
聞こえは非常に良いのですが
実際はワールド上海工場で
生産管理するのが仕事
朝から晩まで工場のなかを
はしりまわっていました
直営工場であれば
ワールドから自動的に
生産依頼が入ってくる
普通はそう考えますが
実際はそんな事はまるでなく
本社への営業が必要で
数多くある工場の1つという扱いでした
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2018/07/DSC_2325-1024x682.jpg)
約1,000人の中国人スタッフを
食べさせるために
ワールドだけではなく
他社にも営業をする
赴任前には
想像できなかったことが
現実に起こりました
ワールド本社は仕事を出す方
上海ワールドは仕事をもらう
完全なる上下の図式
数カ月に1回行く出張では
ワールド本社に営業しにいきます
気がついたときには
同期や後輩にも敬語で
話すようになっていました
◆ものつくりの現場とは?
生産現場の仕事は
100点以上を出しにくい
納期通り、コスト通り、ミスなく、
商品をおさめてあたりまえ
ありがとう!
と言われることはありません
日本からの電話は100%クレーム
電話がなるたびに
今度はなにが起きたのか?
とビクビクする毎日でした
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2018/07/DSC_2336-e1531953125193-682x1024.jpg)
注文を出すほうが上
そんな考えをもっていたら
よい関係を作るのは不可能
よい関係性があってはじめて
素晴らしい商品が
出来あがるのです
いかに作り手の方々に
こちらを向いてもらえるか?
注文をたくさん出すだけでなく
関係性を如何に深めるのか?
この大切さを
作り手側の立場でまなびました
◆大事にしている想い
お客様に接するように
作り手の方々と接する
私はこの想いを
大切にしています
この想いが少しづつ伝わり
作り手の方々との関係が
本当に良くなってきました
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2018/07/DSC_2358-1024x682.jpg)
商品の仕上がりレベル
仕上がりまでの日数
その他様々な状況
が以前には考えられないほど
良い状態になってきています
これからも
作り手側との関係性を大切に
より商品を届け続ける体制を
作りあげていきます!
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