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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2023年11月14日

酒のツマミになる話、ラグランコートに込められた意味とは?!

Vol.6455



一昨日にひきつづき
昨日も寒い・・・
先週とはちがう国のようです・・

秋を飛ばして
冬がくるとは思っていましたが
まさかこんな急にとは・・

街を歩いていると
ダウンコート姿の人もみかけますが
私も昨日からはコート着用。


分厚いコットンのラグランコート
色目もグリーンなので
ブラウン系スーツとの相性も◎です!

着丈もすこし短めの膝上

エレガントなタイプであれば
もう少し長くても大丈夫なのですが
カジュアルコートなので
すこし短めにしています。





このラグランコートは
脱ぎ着がとにかくラク!





その理由は
前身頃・後身頃ともに
襟ぐりから脇の下までが
切り取られていて
肩の縫い目がないからです。

またアームホール(袖ぐり)を
大きく設定することで、
脱ぎ着が飛躍的に楽になるのです。

なぜこんな形をしているのか?
というと明確な理由があります。

その昔・・・
1815年のワーテルローの戦いで
右腕を失った英軍ラグラン将軍が
脱ぎ着がしやすいようにと
考案されたものなのです。

将軍の名にちなんでこの袖を
『ラグラン袖』
と呼ぶようになりました。


デザインって何気ないですが
それぞれに意味があって
知ると面白いですねーー

ぜひ酒のツマミに
使ってみてくださいね!




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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。