清原正吾さん(清原和博さんの長男)と私の決定的なちがい。
Vol.6833
清原和博さんの長男
慶大野球部 清原正吾さんが
野球をやめたようですね。
小学校では野球少年、
父 和博さんの覚醒剤事件で
中高は野球からはなれ
大学で野球に復帰。
トップクラスの練習量で
6年間のブランクをうめ
慶大野球部では四番。
プロ志望届けを出すも
ドラフトにはかからず。
ながいブランクを埋め
六大学で活躍できるのは
センスもあったのでしょうが
相当な努力の賜物。
ドラフト指名されなかった時点で
やりきったと思ったのでしょう、
潔い決断に尊敬の念を感じます。
大学で野球に復帰する
そう決めた時点で
父 和博さんと比べられ続ける
覚悟を持ったということ。
しかも6年あるブランク、
葛藤もあったと思いますが
結果をだしたのは
本当にすばらしいですね。
私が父の会社にいたとき
なにより嫌だったのが
「社長である父との比較」
社員にも取引先にも
なにをしていても
常にくらべられるのです。
社長のときは売れていたのに。
二代目は初代を超えられない。
社長の言うことは聞くけど、
アナタの言うことは聞けない。
いろいろ言われました。
結果をだしていれば
こうした声も封印できたのですが
売上はどんどん落ちていき
社員からは無視され居場所を失い
苦悩で出社できなくなりました。
そんな最悪のときに
エクスマ藤村正宏先生に出会い
イルサルトを立ちあげ
順調に数字は伸びたのですが
つねにあったのは「心の闇」
親の期待に
こたえられなかった
途中で
逃げだしてしまった
典型的な
ダメ跡継ぎになってしまった
心の闇のせいで
まわりの後継者社長には
複雑な思いをもっていました。
事業承継できていることへの
「妬み、劣等感」
自分は事業を立ちあげた
「優越感、自負」
腹には黒くドロドロしたものを
持ちつづけていましたが
おおくのアトツギとふれあうなか
この想いが変化しはじめました。
承継できなかった私だからこそ
事業承継の大変さや価値を
身をもって理解できる。
大切な会社を継承したい
経営者の想いをつなぐお手伝い。
これこそが
私の使命なのでは?
と思いはじめました。
父の会社にいたころ
どうしても私が欲しかったのは
自分は自分でいいんだ
自分には価値がある!
という自信です。
承継できなかったからこそ
つづく会社を作るお手伝いし
私にはなかった「覚悟」を創る。
イルサルトは後継者を応援します!
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