装いに嘘は似合わない
Vol.7084
ビックリする知らせが
はいってきました。
お客さまの不祥事が発覚
事件が明るみになり、
名前がでているというのです。
おもわず
「ウソでしょ…」
とつぶやきました。
怒りが湧くというよりも
胸の奥が冷えていくような
深い失望感を感じました。
信じていたぶん
その落差はとてつもなく
おおきいものでした。
事業の理念。
これからの展望。
社員さんへの想い。
経営において服は武器になる
と真剣に語られていた姿を、
今でも鮮明に覚えています。
その言葉に心から共感し
「この人の力になりたい」
と意気に感じ
スーツを仕立てててきました。
だからこそ
怒りとか残念という感情でなく
裏切られたような
気持ちになったのです。

犯罪をおかすための
虚像をつくりあげる
手助けをしたような
気持ちにもなりました。
服には人を変える力があります。
自信を引き出し、姿勢を整え、
内面にある意志を形にする。
けれどそれらは、
中身が伴ってこそ
はじめて力を発揮するもの。
どれだけ立派な身だしなみでも
その人自身が誠実でなければ
信頼は長続きしない。
服だけでは仮面にはなれない。
逆に言えば仮面のように装えば
いずれそれは剥がれ落ちる。
そしてそのとき、
一緒に崩れ落ちるのが
信頼という土台です。
経営者にとって
いちばん大切なものは何か?
といえば
「この人は
信じることができる」
と思われる存在でい続けること。

売上や実績はもちろん大切。
でもそれ以上に
人が人についてくる理由は
この人と一緒にいたい。
この人を信じてみたい。
と思える何かがあるかどうか。
その信頼があるからこそ、
社員は動き、
顧客は共感し、
社会も応援してくれるのです。
たった1つの判断ミス、
1度の不誠実な行動で、
それまで積み上げた信頼は
一瞬で崩れます。
築くのに時間がかかり、
瞬間的に崩れるのが信頼。
だからこそ私は
経営者の装いに対して、
あなたがこの服で
伝えたい生き方は何ですか?
と問いかけ続けたい。
見た目を整えるのではなく
覚悟を形にするために
この仕事をつづけたい。
装いとは
その人の覚悟や品性が
にじみ出るもの。
だからこそ、
服の力を借りるだけでなく
服に恥じない生き方を
貫いてほしいと願います。
信頼とは装いと同じように、
時間と手間をかけて
丁寧に仕立てていくもの。
着飾るのではなく、
積み重ねるもの。
装いに嘘は似合わない。
似合うのは、
信頼という名の“生き方”だけ。
私もその想いに恥じない
生きかたを貫いていきます。
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