2025年11月24日
ナポリの仕立て哲学がまるで役立たない日
Vol.7196
「服が欲しい!」
「パパ、一緒に買い物行こ♡」
娘がファッションに目覚めた!
その一言を聞いた瞬間、
私は心の中でガッツポーズ。
ついに来た……!
服屋の父としての
真価を見せる日が!
ナポリ仕立ての精神を
受け継ぐ者として、
娘の初ショッピングに
華麗なるアドバイスを!
と意気揚々。
しかしその後の展開は
想像以上にワイルドだった。
「へぇ〜」
「それはいらんわ」
「こっちがいい」
……
全っ然、聞いてくれへん。
パパが何十年も
服のプロとして生きてきた重みも、
ナポリで学んだ仕立て哲学も、
娘には1ミリも届かない。

気づけば私の役割は、
スタイリストではなく財布
完全に財布。
むしろ歩くATM。
でもね、不思議なんです。
財布に格下げされているのに、
まったく腹が立たない。
むしろ嬉しすぎて
涙が出そうになる。
娘とこうして
街を歩けるのも期間限定。
いつか友達と行くようになり、
「ついてこなくていいから」
と言われる日が来る。
そう考えると、
「財布でええわ、いつでも出すで。」
そう言いたくなる自分がいる。
娘よ。
今日は財布やったけど、
いつかまたスタイリストとして
呼んでくれ!
そしてその日まで
カッコいい背中を見せられるよう、
装いの道を進み続けるからな。
ワイルドだろぉ〜(涙)
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