終わりの美しい経営者は始まりも美しい
Vol.7219
気がつけば今年もあと2週間。
街には年末の空気が流れ、
「では良いお年を!」
そんな言葉を交わす機会も
増えてきました。
「終わりよければすべて良し」
昔から言いますが、
私はこの言葉がとても好き。
なぜなら終わり方には、
人や会社の本質がにじみ出るから。
良いことも悪いことも
”完了させる”ことが
すごく大事だと思うのです。
途中が順調でも、
最後が雑だとその1年の印象は
なにか曖昧になります。
逆に、多少つまずいた一年でも、
最後を丁寧に締めると、
不思議と「良い年だった」と思えるもの。

仕立ての仕事でも、
最後の工程ほど気を抜けません。
仮縫いがうまくいっても、
本縫いが美しくても、
最終プレスや着用チェックを怠ると、
1着は完成しない。
締めの仕事が服の格を決める
これは長年仕立て屋をしていて、
何度も実感してきたことです。
年末はできなかったことを
悔やむ時期でなく、
今年やってきたことを
“整える時間”
・やりきった仕事
・学んだこと
・出会えた人
・挑戦した自分
それらを一度棚卸しして、
「よくやったな」と自分に声をかける。
そして来年に何をつなぐのかを
静かに決める。

それだけで、
翌年の立ち上がりが変わる。
経営者は
常に前を向く生き物ですが、
ときには立ち止まり、
締めることに
意識を向けることも大切です。
終わりを丁寧に扱える人は、
始まりも自然と美しくなる。
装いも同じです。
年末にスーツを整え、
靴を磨きコートを掛け直す。
それらは
単なる身だしなみではなく、
1年の区切りを身体で感じる
儀式なのだと思うのです。
今年という章をどう閉じるか。
その姿勢は必ず
来年の自分に引き継がれます。
残り2週間。
焦らず、雑にならず、
丁寧に締める。
その積み重ねが、
経営者としての品格をつくり、
人生そのものを
美しくしてくれるのだと、
私は信じています。
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