2026年4月10日
イルサルト鉄の掟
Vol.7333
お客さまからご注文いただき
仕立て上がったスーツが
あまりにも素敵すぎて思わず
ナポリからあと2着分とり寄せました。
こういうことが年に数回あります。
生地との出会いはまさに一期一会。
ただしイルサルトにはひとつ、
”昔から変わらない鉄の掟”
があるのです。
“同じ生地は3着まで”
どれだけ美しい生地でも、
どれだけ評判がよくても、
たくさん売らない。
なぜなら、
同じものが世の中に増えると、
その1着だけが持つ魅力や
特別感が薄れてしまうからです。

でもワールドに在職していた頃は、
まったく逆のことを考えていました。
いかに同じものをたくさん売るか。
いかに多くの方に届けるか。
それが当たり前の価値観でした。
でもイルサルトを始めてからは
まるで逆に変わったのです。
いかに数を追わず、
いかにその方だけの1着にするか。
“みんなが着ている服”でなく
“この方だからこそ似合う服”
を如何に仕立てあげるのか?
量を広げる発想から、
価値を深める発想へ。
この転換は私にとって
とても大きなものでした。

たくさん売れることよりも、
着る人の顔が浮かぶこと。
効率よりも特別感。
数よりもその1着に宿る物語。
仕立ての仕事を続けるほどに、
やはり服は「数」ではなく
「意味」だと思うのです。
でも今回は
仕上がりを見た瞬間に思いました。
「これは、あと二人に届けたい」
もちろん誰にでも
オススメするわけでありません。
この生地の魅力を
活かせる方にお届けしたい。
それもまたイルサルトの流儀。
残りはあと二着。
鉄の掟、発動です!
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ぜひ読んでください!
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