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安心して下さい!服に強いコンプレックスを持っているのはこの私です。

服に強いコンプレックスを持っているのは私自身です。

私の周りには服で困っている方が沢山いらっしゃいます。どんな服を着たらいいのか分からない,会社の代表として相応しい格好なのか自信がない,自分自身や会社をブランド化していきたいけどどんなスタイリングをしていいのか分からないなど人によって悩みは様々なのですが,何をどう着たらいいのかに迷っている方が沢山います。

そんな方を1人でも服の悩みから解放したい,そんな思いで今日々仕事をしています。服に関する仕事をもう20年以上している私ですが実は服に対して大きなコンプレックスを持っているのもこの私なのです。

この話を少しさせて頂こうと思います。私が高校一年生の時でした,小学校の時からすごく好きな女の子がいたのですが勇気がなくなかなかデートに誘う事が出来なかったのですが,ある日思い切って電話をしてデートに誘ったのです。

意外に彼女はあっさりとOKしてくれてデートする事になり,当時公開していたコッポラ監督の映画“タッカー”を見に行くことになりました。私は楽しみで楽しみで前の日からソワソワ、何を着ていこうか悩んだのですが当時一番自信の有ったスタイリングで待ち合わせ場所に向かいました。

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強烈な一言

私が高校生の頃と言えばDCブランド全盛時代、メンズノンノの表紙を阿部寛さんや風間トオルさんが飾り、彼らが着た服は飛ぶように売れる!そんな時代でした。

風間トオルさんの当時の影響力のすごさを物語るエピソードがあります、テレビ出演する時に風間さんは間違えてトレーナーを裏返しに着てしまったのですが、生放送で着替える時間もなくそのままその番組に出演されたのです。

でもそれが風間さんがしているのだからわざとなのだろう!しかもこのトレーナーを裏返しに着るのがカッコイイと評判になりその着方が大流行、若者はみんなトレーナーを裏返しに着ていた時代があったのです。今では信じられませんが本当の話です。

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でも当時は何かが流行ればみんな同じスタイリングをする時代でした、私がそのデートで着ていった当時一番自信が有った服もパーソンズと言うDCブランドの物でした。

自信満々でJR奈良駅で彼女と待ち合わせしたのですが、私のスタイリングを見た瞬間に彼女はこう言い放ったのです。

よくそんな格好でここまで来たね。。。

ものすごいショックでした、でも何も言い返す事が出来ませんでした。自分の存在そのものを否定されている感じがして、それなりに有った自信も何もかもなくなりました。デートの最中何を話したのかも映画の内容も全く記憶にありません。

自分に自信がない日々

その日以降私の生活は一変したのです、周りにいる人はみんな同じように思っているのではないか?私の格好を見て笑っているのではないか?と疑心暗鬼になり人間不信に陥りました。自分に自信が全く無くなりその日以降段々と人と話せなくなっていったのです。

そんな最悪の状況を救ってくれたのが2歳上の姉でした。姉は小さい頃から絵が上手く、ファッションが大好きで大学生の頃からマーガレットハウレルでアルバイトをしていたので、センスも抜群だったのです。

あまりにダサく、落ち込んでいる弟の姿を不憫に思った姉は私に一週間分のコーディネート表を作ってくれた上に、親と相談して私に服を買ってくれたのです。その一週間分のコーディネート表は上から下まで何をどう着るのか?ソックスの色までも細かく指示したものでした。

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服に関して全く自信の無かった私は100%そのコーディネート表に従いました。するとその指示通りの服を着た日からすぐに変化が現れました。

オシャレだね!!

何か今日カッコイイね!!

今まで言われた事の無いようなコトバを次々と言われるようになりました。最初はビックリしました、試しにいつもの服を着てみたら何も言われない。でも姉の指示通り着ると必ず褒められる。でもその違いが私には全然分からなかったのです。

でも褒められる事がすごく自信になって、毎日が愉しくなっていきました!人間不信で人と話せなくなっていた自分が少しずつ人と話せるようになりました。変化は他にもありました、私は中高一貫の男子校に行っていたので女の子と触れる機会が少なく、女の子と話すだけでも緊張していたのに姉のコーディネートした服を着ている時だけは自信満々で女の子と話せるようになり、最後にはナンパまで出来るようになっていました(笑)

又当時のブティックは広いお店にほんの少ししか洋服が置いていないお店が多い上に、店員さんが上から下まで自分の服をチェックしている(様な気がして)なかなか気軽に入れる様な雰囲気では無かったのです。

でも姉のコーディネートした服を着ている時にはあれだけ入りづらかったブティックにも平気で入れる様になっていました。そして学校の成績も上がりました!50人中45番だった成績が1年後には50人中1番になり、第一志望の大学に現役合格する事が出来たのです。

服には人を変えるパワーがある!

服ってすごい、人の気分や行動をも変えるパワーがあるんだ!

私が服屋さんになった原点はここにあるのです。

服に苦しめられそして服に人生を変えてもらった私だからこそ出来る事があります。服には人の人生をも変えるパワーが宿っている、その事実を知らない方もまだまだ多くいらっしゃいますし、高校生の頃の私の様に何をどう着たらいいのか分からない方も沢山いらっしゃいます。

何をどう着たらいいのか分からない,1人でも多くの方のお役に立てるように人生をかけて仕事をしていきたいと思います。

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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