お客様は神様である、イルサルトはそう考えていません。
人に対する考えが少し変わってきました
昨年9月に淀屋橋サロンになっちゃんこと植木菜摘が入社し、ほぼ同時期に名古屋のフランチャイズが立ち上がりイルサルトは私を含めて4名体制になりました。
それまでは池ちゃんこと池田里恵と私の2人だったので正直組織と言う感覚はあまりありませんでしたが,なっちゃんが入社した瞬間に何か組織になったと感じました。2人から3人、1人増えるだけでこんなに感覚が違うのかと驚きましたが同時にこれからはマネージメントをしていかなければと強く感じたのです。
今まで私の考えていたマネージメントは如何に人を自分の意のままに動かすか?言い換えれば如何にコントロールをするか?だったのです。しかし色々な事を勉強しているうちに大切な事が分かってきました。それはこれからはコントロールではいけない、それぞれのスタッフが自発的に動くようにエンパワーメントをしていく事が大切だと気づきました。
これに気づかせて頂いたのは行動科学研究所の岩田洋治先生です。毎月1回個人的に岩田先生にセッションを受けているのですが、その中でエンパワーメントの大切さをおしえてもらいました。
行動科学研究所 岩田洋治先生
エンパワーメントとは?
コントロールされている組織とエンパワーメントされている組織、この違いはスタッフが自分の適性を分かった上で自発的に動くかどうかどうかの違いです。これだけ世の中の変化が激しい現代では、指示待ちではなく各スタッフが自ら考え行動することが非常に重要です。
私も岩田先生に色々教わる中でこのエンパワーメントの重要さを感じ、自分自身スタッフと話をする時に大きくは3つの事を意識する様にしています。その3つとは、尊敬の念を持つ事、喧嘩をする事、継続する事です、
1つめの尊敬の念を持つ事、これは相手に対して敬意を持って接する事です。年齢も性別も仕事も関係なく1人の人間として敬意を持って接する。これがないと何を言っても伝わりません,心の底でバカにしていたり、自分よりも下だと思っているといくら良いことを言ってもその真意は伝わることはなく,コントロールされた組織から脱却する事は難しくエンパワーメントする事は出来ません。
2つめの喧嘩をする事、これは何も言い合いをするとかではなくて思っている事をきちんと相手に伝えると言う事です。信頼関係を作りエンパワーメントされた組織を作るためには言いにくい事も言わないといけない時はあります。その時にうやむやにするのではなくて、相手とキチンと向き合い自分の思いを正直に伝えることが大切です。
そして最後の継続する事、これは大切なことは何回でも言い続けることです。これは本気の思いがないと難しい、1回2回は言うことが出来ても100回言い続けられる人はなかなかいません。でも本当に自分の思いを相手に届けようと思うとやはり言い続けることが何よりも大切なのでないか、私はそう考えています。
お客様と深層対話をする
スタッフとの接し方も勿論そうなのですが、イルサルトではお客様と深い部分で繋がっていきたい、そう考えています。そう言う意味で言えばスタッフとの接し方もお客様との接し方も全く同じなのではないか最近ではそう思うようになってきました。お客様は神様である、私はそう思っていません。勿論私自身が物を買ったりサービスを受けるときも神様だとは思っていません。
何かその言葉からは、売る方と買う方みたいなイメージで対等ではなく買って下されば何でもOK!みたいなイメージが私には浮かんでくるのであまり好きではありません。勿論買っていただくのは非常に有難い事なのですが、イルサルトは売る方買う方と言う関係を超えていきたいと思っています。
スタッフ同様お客様をエンパワーメントさせて頂きたい、そう考えています。奇跡的なご縁でイルサルトにお越し下さったお客様をイルサルト流のやり方でエンパワーメントし更に大きな価値を一緒に作り上げていきたい、イルサルトの服を着ていただいたり、サロンにお越し頂くことで何か元気になったり、よりエネルギーがみなぎってきたり、何かそんな力になれたらと考えています。
そういった意味ではまだまだこれからです、これからも進化をし続けますので是非楽しみにしておいて下さいね!
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