2016年7月5日
祖父の様な人生を送りたい
私がこの人の様な人生を送りたいと思っている人がいます,それが祖父(父方の祖父)なのです。
実は祖父は紳士服小売業をしていました,所謂スーツ屋さんです。元々は銀行に勤めていたのですが,自分よりも明らかに仕事能力が無いのに学歴があると言うだけでどんどん追い抜かされていくサラリーマン社会の限界を感じ自分で事業を立ち上げました。当時まだオーダーでスーツを仕立てるのが当たり前だった時代に,これからは既製服の時代が来ると先読みし当時まだ殆どなかった既製品のスーツの販売を始めたのです。
その事業は高度経済成長の時代にも乗り大繁盛,一代で財を築きました。でも私が憧れたのは祖父のその生き方です。
やると決めた事は何があっても最後までやり切る,人の面倒はとことん見て自分の能力を他人を助ける事に使う,そして亡くなるまでスリムな体型で常にオシャレでした。祖父の家に遊びに行くと,いつもきちんと靴が揃えられていて,部屋も常に綺麗で片付いている。そんな祖父の様に生きたいと幼少のころから漠然と思っていましたので,今私が結果的にスーツの仕立て屋をしているのは偶然ではないと思います。
祖父には孫が9人いたのですが、男の子は私だけでしたので生まれたときは本当に喜んだそうです。私の名前は徳司なのですが,祖父が徳治郎で自分の名前の一部を私につけてくれました。祖父の様に人から必要とされる人生を歩んでいきたいと思います。
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