経営者には知っておいて頂きたい,スーツのケア方法二つの極意
スーツが早く傷む人の共通点
イルサルトでスーツを購入していただいてから同じくらいの時間しか経っていないのに人によって状況が全く違う事にビックリする事があります。お仕立てを頂いてから半年くらいはさほど差がないのですが、一年後くらいから徐々に差が出始め二年経つ頃には全くの別物になっている。それくらい差があることを今まで沢山見てきました。
しかし色々お話を聞いているとスーツが早く傷む人には共通点がある事が分かってきました。
まず一つめが何日にも渡って連続で着用する方です。スーツの原料となる羊毛には”シワの復元性”と言う性質があります。カンタンに言うとシワになったとしても掘っておけばしのシワが自然となくなっていくのです。 ですので1日着たら2.3日休ませてあげる事によってシワはなくなります。これはシワだけでなく湿気や汗のニオイ等も同様です。
しかしこの休ませる期間がないと、シワの上にシワがどんどん入っていくので暫くすると段々としわが取れにくくなり、最後にはシワだらけのスーツになってしまうのです。
パンツのポケットやジャケットの内ポケットに財布や携帯を常に入れている方です。
スーツの傷みを考えるとこう言った事はすぐにやめられる事をオススメします。 というのは,この様に物を入れれば入れるほど空気の循環がしなくなり蒸れやすくなる上スーツが型くずれしてしやすくなってしまいます。基本的にジャケットの内ポケットやパンツのポケットは物を多く入れることを想定されて作られていないのです。
物を入れれば入れるほど型は崩れやすくなりますので,パンツのポケットにはハンカチのみ,ジャケットの内ポケットには名刺入れのみ入れるようにするとこう言った変な型くずれも防ぐ事が出来ます。この型くずれと言うのは本当に厄介で一度型が崩れてしまうと二度と基に戻すことが出来ないのです。
破れたら縫えば元に戻ります、汚れたら洗えば綺麗になります。しかしこの型くずれは一度なってしまうと元に戻す事が出来ないのです。他にもスーツが早く傷む方の特徴はあるのですが、まずはこの2つをしないように意識をしてみてください!それだけでスーツの寿命は驚くほど伸ばすことが出来ますよ!
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