2018年11月7日
息子に継承する『想いの詰まったスーツ』
vol.4722 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 装いを通し 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆探し求めていた生地
お世話になっている 生地商の方から 電話が掛かってきました ついに見つかりましたよ! 実は私 とある生地を ずっと探していたのです ↑↑↑ 探していたのはこの生地 ◆探し求めていた生地 ずっと探していた生地とは 20年前の1998年 生まれて初めて スーツをオーダーで 仕立てた時の生地 100年スーツを 始めるのにあたり 私も息子に何か残そう 何を残せば良いのか? を考えた時に 思いついたのが 思い出あるこの生地でした ◆生まれて初めての仕立て服 生まれて初めてオーダーで スーツを仕立てたのは25歳 西麻布にあった すごくオシャレで高級なお店 当時の私には全くもって 不釣り合いなお店でした 恭しい接客を受け ジャズの流れる店内で エスプレッソを頂きながら 贅沢な時間を過ごしました イタリアの柔らかい生地を選び 自分なりに色々な所にこだわり スーツを仕立てました ◆一張羅にしよう! 価格は15万円 大人の階段を 一気に上がった感覚になり 出来上がりも素晴らしく その時私はこう思ったのです このスーツは一張羅 ここぞと言う場面で着る 勝負服にしよう! しかしその後12年間で そのここぞといった場面は なんと3回だけでした ↑↑↑ こちらのスーツです 3回の内訳は 友人結婚式 社内公募面接 デート 汚すのも勿体無く 着る事が出来ませんでした 1回なんと5万円の コストパフォーマンスの 異様に低いスーツです(笑) そして形も古くなり 私の体型も変わった事で 2010年頃に 捨ててしまいました ◆息子に継承するスーツ 私のコンプレックス 『なで肩』を解消してくれた のがこのスーツ 『ナポリ仕立て』の素晴らしさを 教えてくれたのもこのスーツ 経営者に一張羅は不要! そんな事を気づかせてくれた のもこのスーツ(笑) ↑↑↑ そしてスーツも仕上がりました! 仕立て屋として 色々な事に気づかせてくれた このスーツを 『100年スーツ』 として息子に継承します いつか息子が このスーツを着て 仕事を頑張る姿が見られる そんな日が今から楽しみです!↓
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