2019年2月11日
デサントと伊藤忠対立から見えてくるもの
vol.4817 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 経営理念を身に纏い 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆デサントと伊藤忠対立 デサントの経営陣と 筆頭株主の伊藤忠商事が対立 そんなニュースを目にしました↓出展元 jijiドットコム 概要としては ※ 昔から蜜月関係にあった デサントと伊藤忠商事 経営危機も伊藤忠商事が 何度も救ってきた ※ 最近デサントの事業は 韓国中心に好調 ※ デサントがMBO等で 伊藤忠色を薄めたい ※ この動きに 伊藤忠側が猛反発 そんな感じのようです ◆カンタンに言うと もっと簡単に言えば 伊藤忠さん 昔から世話になってるのは よう分かります でももう1人立ちするから 手を引いてくれませんか? と言うデサント ふざけるな! 恩を仇でかえすつもりか! 株を買収して 経営権を握らせてもらうぞ! と言う伊藤忠商事 そんな構図ですね ◆価値を感じる会社 このニュースを見て 最初に感じたのは デサントは価値ある会社 だということ 価値がない会社を 誰も買収しようとはしません
経営陣を刷新し 様々な施策をする事で まだまだ企業価値は上がる 感情のもつれはあるにせよ デサントに魅力を感じるから 経営権を握ろうとするのです ◆お金を出す意味 そしてもう一つ感じたのは お金はだしてあげる でその分口も出しますよ が当たり前 お金はだしてあげる でも口は一切出さないから 好きにしなさい! はなかなかないと言う事です ◆イルサルトに出資したい 創業してからの10年間で イルサルトにも3回ほど 『出資希望者』が現れました 事業に将来性を感じるから 是非出資をさせて欲しい! そんな話です
1回目は 創業直後の1番お金がない頃 可能性を感じる人がいる! と嬉しくなってしまい 話に乗りかけたのですが 最後はお断りしました あとの2回は すぐに丁重にお断りしました 今から振り返ると 出資を受けなくて良かったです 資金繰りが一時良くなる メリットはありますが 思う様に出来ないデメリット の方が遥かに大きいからです ◆会社を強くする 思う事を思う様にする為には 財務的にも会社を強くする 必要性があります もちろん自分のしたい事が 世の中から必要とされている ことは大前提です 財務的な会社強化の為には 『価格競争』をしないこと 無理な価格競争に入ると 利益が薄まり 事業継続が難しくなります 価格競争は資金力のある 大企業に任せておき 中小企業は価格でなく 価値を売っていきましょう! ◆勝ち組の本当の意味 勝ち組負け組 という言葉がありますが 本当の意味は 価値組 勝ちではなく 価値があると言う事です
その為には 売り手の想いを伝える事 経営者自身が 何故その仕事をしていて どんなお役に立ちたいのか? を自分の言葉で語ること これが何よりも大切です 貴方の力を必要とする人が 世の中に絶対にいます 必要とする方全員に 存在を知ってもらうために 価値を伝え続けましょう!
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