2019年3月9日
イルサルトの物作りを支えてくださる匠の皆さま
vol.4843 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 経営理念を身に纏い 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆ご招待させて頂いた匠の皆様! 10周年記念パーティには お取引先様の方にも 沢山お越し頂きました 縫製工房の皆さま 生地商の皆さま こうした匠の方々が イルサルトの物作りを 支えて頂いています↓お客様との関係作りと 同じくらい大切なのが お取引先さまとの 関係性作りなのです ◆お互いがお互いを尊重する 仕事を出してやっている 注文する方が立場が上 そんな考えでは 上手くいきません お互いがお互いを尊重し お互いに必要と思える 関係を如何に作るのか? これがすごく重要です これは私が 物作りの現場にいた経験から そんな事を実感するのです ◆イルサルトでは使わない言葉 縫製する工房さんだけでなく 生地屋さん,副資材屋さん 全て『仲間』そう考えています イルサルトでは 絶対使わない言葉の一つに 『業者』というものがあります
何故なら 各自の専門分野があるのに 『業者』と一括りで呼ぶのは 非常に失礼であること もう一つは 業者という言葉の響きは 売る方、買う方という立場を 連想させるので 好きになれないからです ◆上海での苦い経験 実は私自身『業者扱い』され 嫌な思いを散々したのです 2001年28歳の時に 上海ワールドに駐在員として 赴任をしました 『駐在員』と言うと 聞こえは非常に良いのですが 実際はワールド上海工場で 生産管理するのが仕事でした
直営工場であれば ワールドから『自動的』に 生産依頼が入ってくる 普通はそう考えますが 実際はそんな事は全くなく 本社への営業が必要 数多くある工場の1つ と言う扱いでした ◆上海で待っていたもの 約1,000人の中国人スタッフを 食べさせるために ワールドだけではなく 『他社』にも営業をする 赴任前には考えられない事が 現実に起こりました ワールド本社は 仕事を出す方 上海ワールドは 仕事をもらう方 完全なる『上下』の図式
数カ月に1回行く出張では ワールド本社に『営業』 気が付くと 同期や後輩にも敬語で 話すようになっていました ◆生産現場とは? 生産現場の仕事は 100点以上を出しにくい ”納期通り” ”コスト通り” ”ミスなく” 商品を納めて 『当たり前』 ありがとう! と言われる事がほぼ皆無 客先からの電話は 100%クレーム 電話が鳴るたびに 『今度は何が起きたのか?』 とビクビクする毎日でした
◆大事にしている想い お客様に接するように 作り手の方々と接する イルサルトでは この想いを大切にしています 私たちの想いが伝わり 作り手の方々との関係が 本当に良くなってきました
商品の仕上がりレベル 仕上がりまでの日数 その他様々な状況 が前には考えられないほど 良い状態になっています これからも 作り手側との関係性を大切に より商品を届け続ける体制を 作り上げていきたいと思います
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