2019年10月27日
服は育てていくもの
vol.5075 こんにちは! イルサルト末廣徳司です 『主役スーツ』 一度きりの 人生という舞台で 主役を演じきる 衣装を仕立てる 日本唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 今日も お客さまの人生を彩る 仕事をしていきます! ◆バーガンディ 昨日のブログで 靴について書きました 実は私は靴フェチ! 今までに100足以上の 様々な靴を履いてきました その中の殆どが 『茶色』靴なのです↓今日履いている靴も茶色 こちらは バーガンディと呼ばれる色 バーガンディとは フランス語のブルゴーニュの 英語の読み方 ブルゴーニュワインに 由来する色なのです これだけで なんだか良さげに 聞こえてしまいますね(^^♪ ◆茶靴の多い理由 何故茶靴が多いのか?と言うと 私のスーツの色との関係 ベージュ,茶,緑などが多く こうした色のスーツには 茶色が合いやすいからです
黒靴を好む 英国人 茶靴を好む イタリア人 この好みの違いもあり イタリアが好きな私は 茶靴が増えてしまうのです ◆シルバノマッツア 初めて買った本格靴も やはり茶色でした 1995年に会社に入り 初めてのボーナスで エディフィスで購入した シルバノマッツア 価格は52000円
この靴は 本当に良く履きました! 入社して3年くらいは 週に1~2回は 必ず履いていました 手入れもマメにしていたので 25年経った今でも 美しい状態を保っています ◆靴が一人前になるまでに 大学生時代 私はユナイテッドアローズで アルバイトをしていました そのとき教えてもらったのが 靴は底を3回ほど張り替えると 本当の味が出てくるよ! というお話
革底の靴は 費用は20000円ほどで 裏面を交換する事が出来ます 週に1回程度履いたとしたら 恐らく6,7年ほどで 裏交換の時期が来ます ということは 本当の味が出てくるまでに 約20年かかるということ 人間が成人を迎えるのと ほぼ同じ年数なのです ◆服や靴を育てる 服や靴は 味が出るように 育てていくもの その為の方法は2つです 1つめは 愛着を持って大切に使う そして2つめは 相応しい自分に成長をしていく
1つめは 正しいケア方法を知り 丁寧に扱うこと そして2つめは 自分自身が成長することで その服がより相応しいものに 変化をしていくのです
服や靴を大切にする人は 例外なく人も大切にします そして物や人からも 大切にされるのです! 大切な人に接するように 大切に服に接し 大切な服に接するように 大切に人に接しましょう!
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