クールビズでネクタイの売上が激減しているなか,売上堅調なネクタイブランド
vol.5160
こんにちは!
イルサルト末廣徳司です
『主役スーツ』
一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる
日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋
今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!
◆時代とともに消えるもの
世の中の変化とともに
消えていくものがあります
カセットテープ
ポケットベル
黒電話
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2020/01/91APTPBVJL._AC_SX425_.jpg)
こうして消えていくのは
2つのパターンがあります
1つめのパターンが
違うものに
取って代わられること
カセットがCDに
黒電話がスマホに
和装が洋装に
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2020/01/00000003546955_A01.jpg)
需要は変わらないけど
手段が変わる
これが1つ目のパターン
そして2つ目のパターンが
需要自体が減る
時代の流れのなかで
その役割が小さくなったり
役割を終えたりする
この2つ目のパターン
紳士服業界で言えば
ネクタイが当てはまります
◆苦戦のネクタイ業界
クールビズが定着化し
『ネクタイNG』
の時期が1年間の半分
ネクタイを締める時期が
今までの半分になれば
ネクタイ需要が半分になる
需要が半分になれば
売れる数量も半分
売れる数量が半分になると
半分になった市場を
様々な会社で奪い合うのです
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2020/01/008_013_464d481d102a6.gif)
当然競争は激しくなり
いまネクタイ業界は
苦戦を強いられています
◆堅調なネクタイブランド
ネクタイ屋さんで
良い話は聞かないなか
マリネッラは依然堅調という
話をお聞きしました
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2019/06/d3609d1466119ac242c0590da914083a-e1453886664520.jpg)
マリネッラとは
ナポリに本拠地を置く
イタリアを代表する
ネクタイの世界的ブランド
各国の首相や有名人を
多数顧客に持っている
品質には定評あるブランド
なぜこの時代でも堅調なのか?
詳しい内容は分かりませんが
ここには3つの理由があると
私は思うのです
1つ目の理由が
ポジションが明確であること
高級ネクタイ=マリネッラ
という
立ち位置が確立されていて
100年以上ネクタイに特化し
事業を深掘りしている点
2つ目の理由が
顧客像が明確であること
政治家や会社経営者と言った
身だしなみが一般人以上に
大切な人を対象にしている為
一般的な影響を受けにくい点
3つ目の理由が
売り方が明確であること
不特定多数に
大量の商品を売るのでなく
数店舗に絞りこみ
顧客との関係を大切にする点
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2019/06/DSC_4873-1024x682.jpg)
まとめると
拡大ではなく絞り込み
を徹底的にしている結果
なんでもある!ではなく
これなら1番を創る
そしてその1番を
時間と手間と愛情をかけて
磨き続けていく
こうしたことが結果的に
強いブランドを創るのでは
と思うのです
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2019/06/about3-1024x512.jpg)
ブランドとは
覚悟であり顧客との約束
ネクタイ市場がこれから
どんなに小さくなっても
最後の1社になっても
ネクタイを作りつづける
マリネッラには
そんな覚悟があるような
気がしてなりません
スーツも同様
市場が大きくなることは
もうなかなかないでしょう
その中で
イルサルトはどうするのか?
しっかりと考え
深掘りをつづけていきます
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発売されました!
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ぜひ読んでください!