心の深い闇も光に変わるときがある。だから生ききろう!
vol. 5342
こんにちは!
イルサルト末廣徳司です
『主役スーツ』
一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる
日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋
今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!
◆衝撃的なニュース
俳優の三浦春馬さん自殺
衝撃的なニュースが
はいってきました
その後の報道を見ていても
三浦さんの事を悪く言う人は
誰もいない
才能にあふれ
人に気遣いができる
誰からも愛される好青年
だったようですね

このニュースを見て
ある人の言葉を
おもいだしました
光の反対には
闇がある
光りかがやく人は
そのぶん闇も深い
見えている部分はわずか
見えない部分の方が多い
普通の人が経験しないことを
色々と経験しているぶん
普通持つ事のない深い闇を
持たれてたのかもしれません
三浦さんのご冥福を
心からお祈りいたします
◆私の闇
私自身も長いあいだ
心に闇を持っていました
正確にいえば
まだ少し心にあります
それは仕事のこと
イルサルトの創業前
私は父の経営する会社で
二代目として働いていました
父の会社に入る前は
アパレル大手のワールドで
10年間ほど勤務

ワールドでの仕事は
数百億規模
父の会社は
わずか2億
ワールドで様々な経験をし
家業に戻った私は自信満々
父の会社の売上を上げるのは
ちょろい!と考えていました
◆予想外の事態
息子が帰ってきた!
と言う事で社員も最初は
暖かく迎えてくれました
ワールドで学んだ事を
そのまま実践したら
3年で売上倍増する!
私はそう確信していて
ワールドの成功事例を
そのまま実践
結果は・・・
3年で 売上半減
私がした様々な施策は
すべて裏目に出てしまい
状況はどんどん悪くなる
でもそんな時も私は
「俺は正しい、社員が悪い」
と思いこんでいたのです

そんな私を社員さん達が
受け入れつづけるはずもなく
関係はどんどん悪化
スタッフ全員から
NOを突きつけられました
◆人生最悪の日々
会社に行っても
誰も話しかけてこない
社内で私は浮いた存在
偉そうにいう私を疎み
無視されはじめます
自信もなにもない
誰からも必要とされない
毎日が面白くない
売上はどんどん下がる
やることがない
お酒の量だけが増え
どんどん太っていきました
そんな人生最悪の時に
藤村正宏先生に出会い
好きな事したらいいじゃん!
の一言が
イルサルトの立上げに
繋がっていきました

そこから11年間
脇目もふらず仕事できたのは
心の闇を払拭したかったから
勿論服が好きなのはあります
でもそれをはるかに凌ぐのが
強い心の闇でした
◆強い心の闇
私が感じていた
強い心の闇は
家業を継ぐことが
できなかった
親の期待に
こたえられなかった
途中で
逃げ出してしまった
典型的なダメ跡継ぎ
になってしまった
結局は会社の看板で
自分には力がなかった
親の大切な会社を
メチャクチャにしてしまった
だから
周りにいる後継者さんには
複雑な思いを持っていました
事業承継出来ていることへの
妬み,劣等感
自分は事業を立ち上げた
と言う優越感,自負
腹には黒くドロドロとした
色々なものがあったのです
◆想いの変化
そのドロドロとしたものが
段々と変化をしてきました
変化してきた理由は
時間の経過
多くの跡継ぎ経営者と
出会い想いを聞けたこと
経営者として
さまざまな経験をしたこと
イルサルトの事業が
なんとか軌道にのったこと
このどれかが欠けても
気持ちに変化は起きなかった
と思うのです

継げなかった私だからこそ
事業承継の大変さや価値を
身を持ってわかります
大切な会社を
次世代に継承したい経営者の
思いをつなぐお手伝い
これこそがイルサルトの
役割なのではないか?
そんな風に考えられるように
変化をしてきました
◆闇が光に変わるとき
そう考えると
強い心の闇は
イルサルト最大の強みに
変わるのはと思うのです
継げなかった私だからこそ
永続する企業を作るお手伝い
をするのが使命なのでは?

そんなことを
いま感じています
闇と向き合うのは大変
ある意味触れたくない部分
でも私のように
好きなことをするなかで
心の闇が晴れる場合もある
自分の存在を通して
そんなことも伝えていければ
と思います
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ぜひ読んでください!