結婚式で黒を着るのは、高級寿司屋でカリフォルニアロールを頼むようなもの
vol. 5601
4月にはいり
新入社員と思われる人を
チラホラみるようになりました
街をいく新入社員を見ていると
スーツの色がほとんど黒
私が就職した1995年ころは
新入社員といえばネイビー
就職活動のときから
ネイビーを着るのが一般的でした
あれから時代はかわり
いまは黒が主流のようですね
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/03/317329dd-891e-4e0e-b627-5f1f0125fc60-1024x683.jpg)
ただ・・・
グローバルスタンダードから言えば
ビジネスに黒は不正解
あくまで日本でのローカルルールです
お葬式も結婚式もとりあえず
黒を着るのが無難
というのが日本人の感覚
おそらくその流れで
ビジネスも黒になったと思うのですが
本来、黒は「喪」の色
葬儀のときだけ使う色なのです
結婚式では本来黒はNG
お祝いの場に喪の色を持ちこむなんて!
というのが本来なのですが
公式な場ではすべて黒というのが
日本では広まってしまっています
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/04/072b2509986c839a5c5030706b580af3.jpg)
結婚式で黒を着るのは
高級寿司屋さんで
カリフォルニアロールください!
と言っているのと同じ
または着物をきてキャップを
かぶっていると同じくらい
本来はありえないもの
まずはその事実を
知っておいてくださいね!
知っていてあえて崩すのと
知らずにするのはちがいます
知らずにしてしまうのは
ただの無知なのです
◆黒とは?
横並び意識の強い日本では
無難にみえるものに走る気持ちも
よくわかります
本来、黒は喪の色
ビジネスに持ち込まない
また清潔感も感じさせません
人は明るい色に
綺麗さや清潔さを感じるので
最も暗い黒に対しては
清潔感は直感的にわかないのです
この事実を知っておいた上で
黒を使うときのテクニックを
お伝えしますね
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/04/KOU_4574-1024x684.jpg)
自分がスタイリストだったとします
暴力団役の人のスーツを
この3種類からえらんでください!
と言われたらどれを選びますか?
1)ネイビースーツ
2)ブラックスーツ
3)グレースーツ
おそらく多くの人は
2番のブラックスーツを選ぶはず
そう、黒は「怖く」見える色
この色の特性を知ると
攻略法が見えてきます
◆怖くみえる色
怖くみせないこと
これが黒を攻略する秘訣
怖く見せないコツが
3つあります
1) ブランド物をあわせない
2) きつい色をあわせない
3) 黒ずくめにしない
1) ブランド物をあわせない
黒という色自体が
ギラギラ感を感じさせる色
肌の白い人よりも
真っ黒に日焼けした人のほうが
ギラギラ感を感じさせるように
色自体が非常に強いものなのです
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/04/unnamed.jpg)
でもその強い色に
ブランドロゴがばっちり入った
ベルトとかしてたらどうでしょう・・
強いものに強いものをあわせると
ギラつき感がハンパなくなるのです
2)きつい色をあわせない
全身真っ黒のスーツに
真っ黄色のネクタイをすると
これも強いもの同士なので
ギラつき感がハンパない・・・
全身真っ黒のスーツに
金のネックレスとかしていたら
もはや一般人ではありません。。。
黒いスーツをきるなら
優しい色目のネクタイを合わせると
黒のつよさが中和され
ギラつき感が少なくなります
3)黒ずくめにしない
黒スーツ、黒靴、黒シャツ、黒ネクタイ
全身黒のコーディネートで決まるのは
エグザイルだけ
黒はいかつく、怖く見える色なので
黒ずくめではなく他の色をつかい
中和するようにしましょう!
たとえば靴や鞄を濃茶にすると
それだけでかなり印象が
マイルドに変わります
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/04/KOU_4583-1024x684.jpg)
基本的に、黒は「喪」の色
ビジネスには不向きな色ですが
どうしても使わないといけないときは
1) ブランド物をあわせない
2) きつい色をあわせない
3) 黒ずくめにしない
この3つを意識してくださいね!
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