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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2021年4月5日

結婚式で黒を着るのは、高級寿司屋でカリフォルニアロールを頼むようなもの

vol. 5601   




4月にはいり
新入社員と思われる人を
チラホラみるようになりました

街をいく新入社員を見ていると
スーツの色がほとんど黒

私が就職した1995年ころは
新入社員といえばネイビー
就職活動のときから
ネイビーを着るのが一般的でした

あれから時代はかわり
いまは黒が主流のようですね

ただ・・・

グローバルスタンダードから言えば
ビジネスに黒は不正解
あくまで日本でのローカルルールです






お葬式も結婚式もとりあえず
黒を着るのが無難
というのが日本人の感覚

おそらくその流れで
ビジネスも黒になったと思うのですが
本来、黒は「喪」の色
葬儀のときだけ使う色なのです

結婚式では本来黒はNG
お祝いの場に喪の色を持ちこむなんて!
というのが本来なのですが
公式な場ではすべて黒というのが
日本では広まってしまっています

結婚式で黒を着るのは
高級寿司屋さんで
カリフォルニアロールください!
と言っているのと同じ

または着物をきてキャップを
かぶっていると同じくらい
本来はありえないもの







まずはその事実を
知っておいてくださいね!

知っていてあえて崩すのと
知らずにするのはちがいます

知らずにしてしまうのは
ただの無知なのです

◆黒とは?

横並び意識の強い日本では
無難にみえるものに走る気持ちも
よくわかります



本来、黒は喪の色
ビジネスに持ち込まない



また清潔感も感じさせません

人は明るい色に
綺麗さや清潔さを感じるので
最も暗い黒に対しては
清潔感は直感的にわかないのです

この事実を知っておいた上で
黒を使うときのテクニックを
お伝えしますね

自分がスタイリストだったとします

暴力団役の人のスーツを
この3種類からえらんでください!
と言われたらどれを選びますか?

1)ネイビースーツ
2)ブラックスーツ
3)グレースーツ

おそらく多くの人は
2番のブラックスーツを選ぶはず

そう、黒は「怖く」見える色
この色の特性を知ると
攻略法が見えてきます

◆怖くみえる色

怖くみせないこと
これが黒を攻略する秘訣

怖く見せないコツが
3つあります

1) ブランド物をあわせない
2) きつい色をあわせない
3) 黒ずくめにしない

1) ブランド物をあわせない

黒という色自体が
ギラギラ感を感じさせる色

肌の白い人よりも
真っ黒に日焼けした人のほうが
ギラギラ感を感じさせるように
色自体が非常に強いものなのです

でもその強い色に
ブランドロゴがばっちり入った
ベルトとかしてたらどうでしょう・・

強いものに強いものをあわせると
ギラつき感がハンパなくなるのです

2)きつい色をあわせない

全身真っ黒のスーツに
真っ黄色のネクタイをすると
これも強いもの同士なので
ギラつき感がハンパない・・・

全身真っ黒のスーツに
金のネックレスとかしていたら
もはや一般人ではありません。。。

黒いスーツをきるなら
優しい色目のネクタイを合わせると
黒のつよさが中和され
ギラつき感が少なくなります

3)黒ずくめにしない

黒スーツ、黒靴、黒シャツ、黒ネクタイ
全身黒のコーディネートで決まるのは
エグザイルだけ

黒はいかつく、怖く見える色なので
黒ずくめではなく他の色をつかい
中和するようにしましょう!

たとえば靴や鞄を濃茶にすると
それだけでかなり印象が
マイルドに変わります

基本的に、黒は「喪」の色
ビジネスには不向きな色ですが
どうしても使わないといけないときは



1) ブランド物をあわせない
2) きつい色をあわせない
3) 黒ずくめにしない



この3つを意識してくださいね!






末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。