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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2021年9月29日

服を絶対に買ってはいけない時期がある

vol. 5750   






昨日いらっしゃったお客様





結婚することになり
相手のご両親のところに
挨拶にいくので
その時のスーツをほしい!

フォーマル感がつよく
出来たら他の結婚式等で
着ることのできるもの






そんなご要望でした

色々お写真をお見せしながら
生地を決め採寸に入りました

採寸をしているとお客さまが

身体を
しぼろうと思っています

目標は15キロくらい

もともとそれくらいだったので
元に戻したいんです

ご挨拶いくのも
締まってたほうが
印象もいいですしね(笑)

お話をお聞きした瞬間

身体を引き締めてから
作りましょう!!!


と採寸をすぐに中止しました

◆服の美しい状態

痩せたら
スーツを小さくすればいい!

15キロ痩せたら
その身体にあうように
リフォームすればいい




そう思われるかたも
多いのではと思います

たしかに理論上は
いくらでも小さく出来ます

でもある一定以上
服のサイズを変えると
いびつな形になるのです

服は出来上がったときが
一番うつくしい





 ポケット
 ボタン
 襟
 ベルトループ





すべての配置が
あるべき場所にあるのが
出来上がったとき

スーツのサイズを変えると
この理想的な配置が
すべて狂ってしまうのです

◆服を直す限界

最近私の周りでも
肉体改造をするかたが
すごく増えています



そんなかたにいつも言うのが




スーツを作るなら
肉体改造が仕上がってから!

肉体改造前は
服を買わないでください!





理想の体型のときに買う!
これが服選びの鉄則

そのほうが結果的に
体型も維持しやすいのです

服がきれいに直るのは
体重10キロ減がギリギリ



それ以上の場合は
きれいには直りません。

10キロ以上落とす場合は
落としてから服を買う!

ぜひ覚えておいてください!


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。