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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2021年10月28日

スティーブジョブズさんに「この服、似合っているかな?」と聞かれたらどう答えますか?

vol. 5764  





仕事がらいろいろな方から

この服どう?
似合っています??

と聞かれることもおおいのですが
いつも私がこたえるのが 





すみません
わかりません
・・・・・ 




と答えるとビックリされます



え?
服の専門家なのに
似合っているかどうかも
わからないの? 

本当に服屋さんなの? 



ということなのですが
本当にわからないのです

◆似合う似合わないの基準

サイズがあっているか? 
組みあわせとしてヘンでないか? 



はもちろん判断ができますが
似合っているかどうか? 
は判断がすぐにはつきません

着ている服が
トレンドにあっていて
今年らしいものなのか? 

いま流行りのものなのか? 
もう終わりかけなのか? 




などは
私もファッション大好きなので
よくわかります。




でもビジネスファッションは
基準がまるでちがいます。




TPOをわきまえ
周囲を不快にさせることないよう
ルールをまもる身だしなみ

自分が何者であるのか? 
を相手にわかりやすくつたえるのが
ビジネスファッションの役割



何者にみせたくて
どこにむかって着ている服なのか? 



といった基準を聞かないと
似合う似合わないの判断は
まったくできないのです。

◆スティーブジョブズさんに聞かれたら?

たとえば
スティーブ・ジョブズさんに 

この服どうおもいます?
似合っていますかね??

と聞いてこらてたら
こまりませんか?



似合っている気がします
似合ってないとは思いません
見慣れてもいます

でもすごく似合っているかというと
正直よくわかりません・・・・



みたいになるのではないでしょうか?

しかしスティーブ・ジョブズさんに
こう聞かれたらどうでしょうか? 

とにかくシンプルを大事に
アップルを経営しています

その大事な想いを
服装でも表現したい

だからこのシンプルな
黒のタートルをきています

アップルのイメージカラーも
黒なので色もピッタリ

この服どうおもいます?
似合っていますかね?

と言われたらおおくの人は
「似合っている」
とこたえるはずです

日本人でもアメリカ人でも
イタリア人でも中国人でも
国籍に関係なく
似合っている判断になるでしょう


服というのは
非言語コミュニケーションツール

着ている色や形は
相手に様々なメッセージをあたえます

経営者は似合う似合わないでなく
会社の顔として、自分の役割として
ふさわしい服なのかどうか?
を基準におく

そうすることで
効果的にメッセージを
つたえることもできるのです




人によって判断がことなる
似合っているかどうか?の答えが
すべて一緒になる瞬間

それは 
「何者にみせたいのか?」
が明確になったときです

ビジネスを成功させるためには
理想の自分にふさわしい服を
選んでいきましょう!!!



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発売されました!
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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。