スティーブジョブズさんに「この服、似合っているかな?」と聞かれたらどう答えますか?
vol. 5764
仕事がらいろいろな方から
この服どう?
似合っています??
と聞かれることもおおいのですが
いつも私がこたえるのが
すみません
わかりません・・・・・
と答えるとビックリされます
え?
服の専門家なのに
似合っているかどうかも
わからないの?
本当に服屋さんなの?
ということなのですが
本当にわからないのです
◆似合う似合わないの基準
サイズがあっているか?
組みあわせとしてヘンでないか?
はもちろん判断ができますが
似合っているかどうか?
は判断がすぐにはつきません
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着ている服が
トレンドにあっていて
今年らしいものなのか?
いま流行りのものなのか?
もう終わりかけなのか?
などは
私もファッション大好きなので
よくわかります。
でもビジネスファッションは
基準がまるでちがいます。
TPOをわきまえ
周囲を不快にさせることないよう
ルールをまもる身だしなみ
自分が何者であるのか?
を相手にわかりやすくつたえるのが
ビジネスファッションの役割
何者にみせたくて
どこにむかって着ている服なのか?
といった基準を聞かないと
似合う似合わないの判断は
まったくできないのです。
◆スティーブジョブズさんに聞かれたら?
たとえば
スティーブ・ジョブズさんに
この服どうおもいます?
似合っていますかね??
と聞いてこらてたら
こまりませんか?
似合っている気がします
似合ってないとは思いません
見慣れてもいます
でもすごく似合っているかというと
正直よくわかりません・・・・
みたいになるのではないでしょうか?
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/09/f81fd2e4c52864042852c112ce927ae2-1.jpg)
しかしスティーブ・ジョブズさんに
こう聞かれたらどうでしょうか?
とにかくシンプルを大事に
アップルを経営しています
その大事な想いを
服装でも表現したい
だからこのシンプルな
黒のタートルをきています
アップルのイメージカラーも
黒なので色もピッタリ
この服どうおもいます?
似合っていますかね?
と言われたらおおくの人は
「似合っている」
とこたえるはずです
日本人でもアメリカ人でも
イタリア人でも中国人でも
国籍に関係なく
似合っている判断になるでしょう
服というのは
非言語コミュニケーションツール
着ている色や形は
相手に様々なメッセージをあたえます
![](https://ilsarto.net/wp-content/uploads/2021/02/9c14ec9893913886151973b6f2769e55.jpg)
経営者は似合う似合わないでなく
会社の顔として、自分の役割として
ふさわしい服なのかどうか?
を基準におく
そうすることで
効果的にメッセージを
つたえることもできるのです
人によって判断がことなる
似合っているかどうか?の答えが
すべて一緒になる瞬間
それは
「何者にみせたいのか?」
が明確になったときです
ビジネスを成功させるためには
理想の自分にふさわしい服を
選んでいきましょう!!!
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