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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2022年3月10日

ボタンにあらわれるナポリ仕立ての流儀

vol. 5841  






カジュアル傾向が
つよくなってきているなか
いますごく人気があるのが
スポーティジャケット

スポーティなジャケットとは
普段から着ることができる
シャツ生地やジャージー素材で
仕立てられたジャケットのこと

そんなカジュアルなジャケットを
仕立てるときのオススメがこちら!

スポーティなジャケットは
袖ボタン1つ
これがナポリ仕立ての流儀





ナポリは貧しいから
ボタン1つしかつけられないんだよ!





と揶揄するミラノ人もいますが
それぞれの街にスタイルがあるイタリア

ナポリ応援団長のわたしとしては
このクラシックナポリスタイルを
提案していきたいと思います^_^

◆ボタンを重ねる

そしてもう一つ
ナポリ仕立ての特徴があります
それは「重ねボタン」

重ねボタンとは・・・
袖の1個1個のボタンが
すこしずつ重なっているもの

袖のボタンが
重なっていないものは
こんな感じです↓↓

ボタンが重なっていないのが
わかりますか?

重なるボタン
→イタリア式

重ならないボタン
→イギリス式





重ねボタンは
ボタンつけ糸の長さなどが
かさなり具合に影響するので
普通につけるより時間がかかります

手間のかかることから
ナポリの職人が自分の仕立て技術を
アピールするために始めたもの
とも言われています




ちょっとした仕様ですが
こうしたウンチクをしることで
服選びがたのしくなるもの




カジュアルジャケットは1つボタン
かっちりとしたスーツは重ねボタン





がイルサルトのオススメです(^^)


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。