一張羅なんていらない
vol. 6045
昼間はまだ暑いですが
朝晩はかなり涼しくなり
秋が深まってきましたね!
季節を先取りするのが
仕立て屋の仕事
冬を代表する暖かい生地
フランネルを纏い
今日も仕事をしています
実はこの生地
24年前に初めてスーツを
仕立てたときの生地!
あの時の感激は
いまも忘れる事が出来ません
自分の身体が
ビックリするくらい美しく
すごくカッコイイ!
当時仕立てたスーツは
形が古くなってしまったので
今の形で仕立て直したい
そんなことを思い
デッドストックを探し続け
ボローニャの倉庫で
ようやく見つかりました!
◆初体験の感激!
はじめてスーツを
仕立てた時のことは
いまも忘れられません
1998年 25歳の頃
西麻布にあった
すごくオシャレな高級店
ジャズの流れる
雰囲気の良い店内
美味しい
エスプレッソ
そして恭しい接客
体験したことのない
そんな贅沢な時間
上質な柔らかい生地を選び
自分なりに色々こだわり
スーツを仕立てました
◆一張羅にしよう!
急に大人の階段を
あがった気分がしました!
スーツの仕上がりも
とても素晴らしく
その時にこう思いました
このスーツは一張羅
ここぞと言う場面で着る
勝負服にしよう!
しかしその後12年間で
そのここぞと言う場面は
なんと3回だけ・・・
内訳は
※ 友人の結婚式
※ 社内公募の面接
※ デート
それ以外の時は
汚すのがもったいなく
着ることが出来ませんでした
なんと1回5万円!
コストパフォーマンスの
異様に低いスーツです(笑)
そして形も古くなり
体型も変わったことで
2010年頃捨ててしまいました
◆毎日を全力で過ごす!
そして今回
仕立て直ししましたが
既に3回以上は着ています(笑)
ここぞと言った場面は
以前はたまにだけでした
でも経営者になった今
毎日が『ここぞと言う場面』
どうでもよい日なんて
1日もありません
毎日毎日を全力で過ごす事で
未来が切りひらかれていく
今はそんなことを感じます
経営者が
毎日を全力で生きるために
イルサルトが出来ること
ここに集中し
仕事の深堀を続けていきます!
はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!