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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2022年12月16日

キーエンスでは「シャツは絶対白」と決まっている

vol. 6122   




私の持っているシャツは
9割が白、のこりが薄い青で
ほとんどが白無地。

派手な色のシャツは
ほぼないのですが
その理由が2つあります。

1)
シャツは

下着である。

2)
シャツは、
主役を引きたたせる
名脇役である。

1つめの理由が
そもそもシャツは下着である
という服飾の考えかた。

シャツ一枚でウロウロするのは
下着一枚で歩くのと同じ
服飾に対する意識が高いかたは
人前でジャケットを脱ぎません。

パンツなどの下着とちがい
シャツは見えてしまう下着
そこで清潔感のある白が
ベストな選択です。

2つめの理由は
シャツは主役をひきたてる
脇役に徹したほうがいいこと。



主役は、もちろん着る人



ビジネススタイルは
スーツ・シャツ・ネクタイ
もしくは
ジャケット・シャツ
が多いですがどちらにせよ
大切なのはその調和です。

なにかのアイテムが
目立つのではなく
着る人が前に出るのが大事。

その意味では
シャツは控えめにすることが
求められるのです。

高収益で有名なキーエンスは
シャツは”絶対に白”

その理由は






取引に関係がないことは
できるだけ排除する考え方
営業マンがピンクのシャツだったら
お客さんはそちらに目が行く。

それがないほうが
自分たちの提案が
受け入れられやすくなる。






というもの。
私もこの考えかたに賛成です。

目立つのはあくまで人であり
服が前に出すぎるのは良くない。
そのためにはシャツは白。
しかも装飾がないシンプルなもの。

まちがっても
こんなシャツはやめましょうね・・・






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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。