トップへ
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2023年4月14日

田舎者にみられる靴の磨きかた

vol. 6241  





靴を磨いている時間
アイロンをかける時間

すごく好きです
気分が落ち着くのもあるのですが
やはりキレイな状態で
大切にあつかうことは
物もよろこんでいますね(^o^)

靴みがきの順番は





1)
汚れをとる

2)
全体をクリームを塗り
艶をだしていく

3)
つま先、かかとだけを
ピカピカに光らせる





この3段階で
靴をみがいていきますが
特に重要なのが3つめ

全体をピカピカにするのでなく
つま先、かかとだけを
ピカピカにするのがポイントです

◆全体をピカピカにしない

えーか
シニョーレ 
スエイロ!

日本人は
マジメやから
靴全体を
光らせようとする

でもそれはあかん!

全体がひかった靴を
はいているのは
田舎モンだけや

カッコよく履くには
つま先とかかとだけ
ひからせるねん!

とナポリ人が教えてくれました





ちなみに・・・・



シニョーレとはミスターの意味
イタリアではHを発音しないので
スエヒロはスエイロになるのです


そんなことを聞いてから
私の靴磨きに革命が起こり(笑)
全体をケアしながらも
つま先とかかとのみを
光らせるようになりました

◆足元からかためよう!

つま先とかかとのみを
光らせるのには
もう1つ理由があります

つま先とかかとには
かたい芯が入っていますが
そのほかは足の動きに合わせ
柔軟にまがるようになっています


まがるところも光らせると
置いている分にはキレイですが
歩いて革が曲がるうちに
バリバリに割れてしまい
汚くなってしまうのです

足元って意外に目立つもの

特に日本では
靴を脱ぐシーンもおおいので
視線が足元にいくこともおおい

そんなときに
きたない靴を履いていると
よい印象にはなりません



オシャレは足元から
足元をかためる



色々なことわざもありますが
つま先とかかとを光らせ
足元から固めていきましょう!



はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。