現在地を確認、想いを再構築、 経営理念を身に纏う。イルサルトはそんな場です。
Vol.6685
2024年も折り返し
後半7月がスタートしましたね。
先日のイタリア出張から早くも1ヶ月
買い付けてきた生地や小物が
続々と入荷をしはじめ
イルサルトは早くも秋模様。
夏に秋を想い
秋に冬を想い、
冬に春を想う。
常に先を考えるのが
仕立て屋の宿命でありますが
この秋冬も喜んでもらえそうなで
いまから楽しみでなりません!

イタリア出張中に
なるほど!という話を 聞きました。
レストランをイタリアでは
リストランテ(ristorante)
日本ではレストランというと
カジュアルなお店も含まれますが、
イタリアのリストランテは
洗練されたサービスや料理を提供する高級店
大衆店はトラットリアです。
リストランテ
というコトバはリストラの語源、
イタリア語でいうとリストラーレ、再構築
改めて力をつけるという意味です。
レストランに行って
パワーをもらう、パワーをつける。
レストランはそういう場所。
だから提供するほうも
お客様が喜んで使ってもらわないといけない
何かしらの不安があれば心から
「ようこそ」とは言えないのです。

単にご飯でお腹をいっぱいにするだけなら
食材かえば安くあげることも可能です。
でもそうでなくわざわざレストランを予約して、
お腹を空かせていくときって
ワクワクするし気持ちも前向き
そんなとき身体からは
いいオーラしか出ていません。
そんな話を聞いたときに
服を選ぶのもまったく同じと感じました。
単に何かを着るだけなら
いくらでも安く買うことができます。
でもわざわざ
イルサルトを予約いただいて
ワクワクでサロンにお越しくださり
新しい服を仕立ててパワーをつける。

自分の現在地を確認し、
想いを再構築し、
経営理念を身に纏う
そんな前向きで
安心安全な場を創り出していきたいと
この話を聞いてあらためて強く感じました。
自分の仕事=服を売ること
と考えるのと
自分の仕事=
服を通してお客様を勇気づけること
と捉えるのでは
仕事の価値や質はまるで変わってきます。
商品を売るのではなく
商品を通して得ることが出来る
体験や意味を届ける、
創業から15年経ちましたが
この本質の部分を
改めて意識をしていきます。
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