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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2024年11月28日

メルセデス?それともランボルギーニ?あなたはどっち派?

Vol.6836






11月ももうすぐ終わり
冬の気配ムンムンですね~

春夏秋冬の年4回
それぞれで衣替えをする私。
秋➡冬への服装チェンジが
10月末に完了しました!




秋と冬
いったいなにが違うの?




それは
「生地の厚み」
1年でもっとも生地が分厚くなる
これからの季節は




カシミア
ツイード
フランネル




といった冬用生地が
大活躍するのです!

なかでも好きなのがフランネル、
フランネルとは
フェルトのような厚みある生地。

しかも柔らかいので
着心地も最高なのです(^^♪

ナポリで今年6月に買いつけた
「バーガンディ」のフランネル。



バーガンディとは
フランス語”ブルゴーニュ”の英語読み
ブルゴーニュワインに由来している
赤ワインのような色のこと。

ワインを醸造させるように
私も生きざまを磨き
赤ワイン色がより似合うように
なりたいですね~

しかしイタリア人は
こうした色使いが本当に上手ですね!









生地には大きくわけて
「イタリア製・英国製」
の2種類があります。

違いをカンタンに言うと





イタリア製
➡軽くて柔らかい

英国製
➡張りがありシワになりにくい





私はイタリアなかでも
ナポリの柔らかい生地が
すごく好きなのですが
ブラックスーツ(礼服)だけは
堅牢な英国生地にしています。

実はその理由
「色」にあるのです。



礼服に使う生地は

黒の深さにこだわり
より深い黒色をえらぶ

と言うのがセオリー。



自分の服だけ見ていたら
色のちがいは分かりませんが
並ぶと一目瞭然です。

英国生地は
マット(艶消し感)なものが多く
紳士的な誠実感がただよい
おなじ黒でも深みが出るのです。







軽く柔らかく
色気漂うイタリア生地

質実剛健で頑丈
安定感の英国生地






フォーマルウエアを着る
唯一無二の理由は



ただしい装いをして
周囲の人々に不快感を与えない。
失礼な装いで
正式な会合や式典に臨まない



ファッション性よりも
実用性が優先されるシーンでは
英国生地が非常に便利です。

どこのブランドなのか?
で選ぶ人は多いのですが

どこの国なのか?

も考えると
服選びはより楽しくなります。






質実剛健、
安心安全なドイツ車

オシャレで
乗っていて楽しいイタリア車





乗り心地がまるで違うように
どこの国の生地かで
着心地もまったく変わるもの。

ちがいの分かる
カッコいい大人になっていきましょう!


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。