経営者は似あう服を着てはいけない。
Vol.6850
色は「ブラウン」
形は「スリーピース」
この色と形が
「イルサルトの顔」
としてのトレードマーク。
出張で移動するときは
ジャケットスタイルもありますが
色はつねに「ブラウン」一択。
なぜブラウンかというと
ゴッドファーザー・パート2の
ロバートデニーロになりきるため(^^♪
ブラウンスリーピースで
ファミリー父の使命を全うする
ヴィトーコルレオーネ役が
カッコよすぎましたね~
人生が映画化されたら
だれが演じているだろう?
お客さまに提案する服を
かんがえるときに
頭にあるのはそんなこと。
似あうかどうか?
好きかどうか?
といったことは
まったく考えていません。
なぜそんなことを考えるのか?
というと私の役割が
「お客さまの人生の衣装番」
だから。
いろいろな人生がありますが
まちがいなく言えるのは
その主役は本人であること。
人生という1度の大舞台で
主役を演じきることのできる
衣装を仕立てるのが私の役割。
主役衣装をきめるうえでは
どんな人生?
どんな役割?
どんな性格?
をしっかり考えないといけない。
映画の脚本が練られ
演じる俳優さんがきまり
はじめて衣装番の登場。
しかし人生も役割も性格も
もし無かったとしたら
”衣装をきめる基準”がなく
衣装番はどうしようもありません。
主役には主役にふさわしい
「性格・役割・衣装」があるのです。
もし人生も性格も役割も
なにも情報がなかったとしたら
「感覚」できめるしかない。
この人には~が似あいそう
今年のトレンドは~だから
~は有名なブランドだから
いろいろな感覚があり、
遊び服ならどれもいいのですが
会社の顔としての服は
感覚で選んではいけません。
「会社の顔として自分」
を表現する必要あるときは
好き嫌いをいったん忘れましょう。
かわりに考えるべきは
自分の経営者人生が
映画化されたら
だれが演じているのか?
をイメージしてみるのです。
それがたとえば
渡辺謙さんだとします。
そこでもっと具体的にするため
次に考えることは、
「インセプション」渡辺謙さん?
「TOKYO VICE」渡辺謙さん?
「はやぶさ」渡辺謙さん?
「ザクリエイター」渡辺謙さん?
監督は役柄にふさわしい
セリフをかんがえ
衣装さんは役柄にふさわしい
服装を用意する。
その指示にしたがい
別人格になりきる俳優さん。
役柄により話すコトバも
着ている服もまるでちがう。
自分の人生を演じてもらうなら
どの作品のどの俳優さんなのか?
をイメージしてみるのです。
そして何となくイメージできたら
実際に映画を見てみる。
そうすると服をえらぶ時間が
単なる服えらびではなくなり
理想の人生をつくるための
クリエイティブな時間になるのです。
自分の人生が映画になったら
誰に演じてもらいたいですか?
イメージに遠慮はいりませんよ~
わたしのように(笑)
ワクワクしながら考えてください!
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