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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2024年12月30日

MTに乗る人は”現役” ATは”引退”した人が乗る車。

Vol.6867





前回の目撃が
2004年ころ元町でした。

そこから20年ぶり2度目
昨日は御影で遭遇、
もしかしておなじクルマ!?

今回はおひょいさんのような
ダンディな男性が運転する
フィアットバルケッタに遭遇。







”フィアットバルケッタ”とは
マツダーロードスターに対抗し
フィアットが発売した
2シーターオープンカー。

バルケッタとは”小舟”の意味
船のような曲線的なシルエットが
印象的なイタリアンデザイン。







しかし
左ハンドルMTしか設定がなく
日本ではぜんぜん売れませんでした。

イタリアでも今までに目撃したのは
ポンペイでのたった1回だけ。

中古車情報をみていても
10台ほどしかでてこない希少車、
わたしは昔からこの車が好きで
状態の良いのをたまたま見つけ
昨年バルケッタを購入しました。





クルマ好きの父が
「バルケッタええなー」
と言ってきたので
いまは父に乗ってもらっています。

日本で売るのに
左ハンドルMTしかないと
マニアしか買わない。

マツダロードスターのように
右ハンドルATを用意しないと
数を売ることはできない。

でもこの男気というか
「左MTしか作らない」
この姿勢がたまらなく好きですね~






いまでもイタリアでは
このMT車が主流、
AT車はほぼみかけません。

その理由をイタリア人に聞くと

イタリアでは
MTに乗る人は”現役”
ATは”引退”した人が乗る車

だって頭つかわなくても
ATは運転できるやん。

だからATは
”もう一線から退きました”
と宣言しているのとおなじ。

運転退屈
値段もたかい
ATに乗る理由がない

でチーロはなに乗っているの?
と聞かれ
左MTバルケッタ買ったというと



よおそんなこわれる
クルマ乗っとるなあ~



とイタリア人に呆れられました(笑)

※チーロ
イタリア人が私を呼ぶときに
つかうニックネーム。






生涯現役を貫きとおし
90歳まで仕事することが
私の人生設計。

ってことは
90歳までMT車にのる私、

あと38年の現役生活で
ずっとバルケッタ乗れるように
しっかり整備しよう!



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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。