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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2025年2月4日

スタイル悪く,そして幼く見える。これを選んではいけない。

Vol.6904




なんだかここ最近
めちゃくちゃ寒い・・

先週の新潟オーダー会は
日本海沿いの街 柏崎,
吹雪というよりも猛吹雪、
柏崎ですら滅多にない荒天。

天候があれるときいていたので
ダウンコートを着ていきましたが
ビショビショに濡れるほど
ひどい風と雪にあいました・・

でもダウンコートは
撥水性があるので
すぐに乾きますね(^^♪








軽くて暖かい
そして濡れてもすぐに乾く、
ベンリなダウンコートですが
パリジェンヌは着ないらしい。

その理由が


ダウンコートは、
スキーのときの服であり

ストリートすぎる。
そしてスタイルも悪くみえる。








パリジェンヌが最重要視するのは
「自分らしさとバランス感」

個性を表現することや
スタイルよく見せることは
防寒や機能性よりも
優先順位が圧倒的に高いのです。

パリジェンヌのこの考えかた
スタイリング面ではその通り。





スーツスタイルに
アウトドアブランドの
モコモコしたボリュームある
ダウンはまったくあいません。

あわせるのなら
モコモコ感がすくなく
着膨れしないタイプがオススメ。

ちなみに私が愛用しているのは
Sealup(シーラップ)のダウン。

タイトなシルエットで
ダウン特有の縫い目がないので
スッキリシャープなので
スタイルよく見えるのです(^^♪

↑↑↑
シーラップのダウンコート

スタイルって
わるく見えるよりは
よく見えたほうがいい。

洋服は単純にいえば
縦横のバランスだけなので
縦長だとスタイルよく見えます。








そういう意味でいうと
着丈のみじかいジャケットは
やめたほうがいい。

最近では若者を中心に
お尻が見えるくらいの
短いジャケット姿を見かけますが
子どもっぽくなるうえに
スタイルも悪くみえてしまう。









うつくしく見える服の黄金比は
むかしから変わりません。

ジャケットの着丈は
お尻が半分以上隠れる長さです。

非常に重要なこの着丈、
算出する公式がありますので
ぜひおぼえておいてください。




1) 
身長から25センチをひく、
たとえば身長170であれば145。

2) 
その数値を半分にします。
145÷2⇒72.5

3) 
最後にその数字から
1を引きます。
72.5-1⇒71.5




この71.5センチが
身長170のかたの場合
ベストな着丈になります。

あとは体型を加味し
多少の調整は必要なのですが
一般的な体型の方であれば
この公式で問題がありませんので
覚えておいてくださいね!




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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。