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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2025年2月27日

イルサルトが目指すのは「シャア専用ザク」

Vol.6926





前回の目撃が
2004年ころ神戸元町で。

そして
21年ぶり2度目の目撃が
昨日御影公会堂の前で。

この約20年で
たったの2回しか
目撃したことのないクルマが
「フィアットバルケッタ」








フィアットバルケッタとは
1995年にフィアットが発売した
2シーターのオープンカー。

細部デザインは
フェラーリからヒントを得た
イタリア語で「小舟」を意味する
デザイン性の高いクルマです。








まさにイタリアンデザイン、
唯一無二の世界観ですが
ぜんぜん売れませんでした・・・

その最大の理由が
「左MT」しかなかったこと。

英国や日本で運転しやすいのは
右ハンドルなのに左しかない、
しかもMTなので
誰でも運転できるわけではない。

結果わずか9年で生産終了した
ほぼ見ることないレア車です。

でも私・・・
こういうレアなクルマに
めちゃくちゃ惹かれるのです。






全然うれていない

すごく運転しにくい





ということは
他人と被ることがありません。
人とおなじのはイヤ、
もつ人が増えれば増えるほど
欲しくなくなるのです。






実はこれ
イルサルトのブランディング
そのものの考えかた。

専門性をとにかく高めたい、
どこにでもあるものではなく
そこにしかない存在。

ガンダムでたとえれば
量産型ザクでなく
目指すべきは「シャア専用ザク」






何機あるかわからなく
だれでも乗れる量産型ザクでなく
たったの1機しかなく
乗ることを許されたのは
シャア・アズナブルだけ。

しかも色は真っ赤
角までついているので
誰がどうみても一目瞭然。






唯一無二の存在感をはなち
ほかの追贈をゆるさない。

おおくの人に
それなりに愛されるより
たった1人に熱狂的に愛される。

まさにイルサルトの目指す姿です。

↑↑↑
これも好きなクルマ
ランチアデルタ3

この20年間で
目撃回数は3回

なにかヒット作がでたら
価格をおとした廉価版で

大量量産体制にはいる。




実はこれワールド時代に
わたしがやっていた
マーケティング方法そのもの。

結果として
廉価版をきた人が
街中にあふれかえります。




イルサルトを着た人で
街中を埋めつくしたい、
とはぜんぜん思いません。

わたしが増やしたいのは
経営理念を身に纏う人。


別にイルサルトではなくても
理念を掲げ纏う人がふえれば
こんな嬉しいことはありません。




経営理念を身に纏う
この価値をつたえるべく
今日も熱狂的に仕事をします!


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。