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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2025年5月14日

ひさしぶりにダブルの気分

Vol.7002




最近気になっているのが”ダブル”

ここ何回かのイタリア出張で
ダブルを素敵に着こなす
カッコいいオヤジをみて
完全に感化されてしまいました(^^♪









ダブルはやはり
ネクタイをしたほうがいい。


と思っていたのですが
最近ちょっと変わってきました。

一般的な生地のダブルではなく
セットアップで使えるような
ストレッチ生地であれば
ノーネクタイでも決まるのです。

夏になり着る服が減ると
デザインにすこし特徴ある方が
着こなしのポイントになり
そういう意味でもダブルは◎

そんなことを思いはじめました。

ダブルのコートを
素敵に着こなす元持さん

このダブル日本では
「恰幅の良い人は着るもの」
というイメージがあります

バブル経済のころ流行った
ソフトスーツの印象が
今だにあるのかもしれません。

でも実際には違います







スリムな方でも
着ることのできる
軍服をルーツにもつ
正統な装いなのです






スーツが生まれたのは英国。

階級社会の英国では
庶民、貴族、士官など
階級と目的で明確に
服装が決められていました。







労働者の服

貴族が執務するときの服

狩猟に行く際の服

食事の席で着る服

食後に別室で寛ぐときの服






すべてのシーンで厳格に
服装が決められていたのです。

そしてダブルは軍士官の制服





ダブルになっている理由は
外で着るときに
風の方向に合わせ
襟を左右に調整するため






デザインにはすべて
意味があるのです。

そもそもが軍士官の制服
恰幅の良いかたの専用服
ではありません!





出自から考えると
非常に堂々とした印象を
与えるのがダブル

規律正しく
組織を率いる雰囲気は
経営者にもふさわしい
スタイルと言えます






ぜひこのダブル
この夏取り入れてみてください!


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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

創業以来16年間で
のべ20,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。