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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2016年3月29日

稼ぐ経営者は服にも語らせる

服に語らせる

服を変えると周囲の人からの見る目が変わりそれが自信へと変わっていきます。周囲の人からの見る目が変わるのを言い換えると,稼ぐ経営者は服に語らせているからと言い換える事も出来ます。これは着るのではなく,装う概念,まさに纏う服で自分が何者であるのかを示すと言う事そのものです。服に語らせるとは,自分が何も話していなくても人の話を聞いている時でも,ウエブサイトの写真だけも自分は何者であるかを相手に強烈なメッセージを与えていると言う事です。

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自信の無い人ほど沢山のコトバを使います,沢山のコトバを並べて自信の無さをごまかすためです。自信のある人ほど何でも一言で言い切ります,そしてその自信のある事を更に強烈に印象づけるのは纏う服,そして纏う服によってコトバが無くても服に語らせる事が出来る,これが稼ぐ経営者なのです。

服に語らせる この事を最も分かりやすい例えを使って説明すると,経営者にとって服とはペットボトルのラペルと言う事が出来ます。コンビニエンスストアに行くと様々なペットボトルが並んでいます。例えばミネラルウオーターのコーナーに行ったとします。エビアンもありクリスタルガイザーもあり,六甲のおいしい水もある,様々なミネラルウオーターが並んでいる中で仮にラペルが貼っていなかったとしたらどうでしょう?選ぶ事が出来る方はなかなかいないのではないでしょうか?私も選ぶ事が出来ません,ラペルが貼っていなかったら何がどのミネラルウオーターかを見分けることが出来ないからです。

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ラペルの役割とは?

ラペルの役割は中身の価値をきちんと伝え,選んでもらう理由を明確に視覚的に分かりやすく伝える事です。いくら中身がきちんとしていてもその価値を伝えるラペルを貼っておかないと選ばれる事はありません。又中に炭酸水が入っているのに,ミネラルウオーターのラペルを貼ってしまうと飲んだ人はビックリします。中身とラペルが違うからです,中身とラペルが違うと信用されなくなりますので,中身の価値をきちんと伝えるラペルが必要なのです。

又ラペルが汚れていたり,破れていたりするとどうでしょう?わざわざ汚れや破れがあるものを好んで選ぶ人はいません。その時点で定価で売るのが難しくなり,値段を下げるしか方法はなくなってしまうのです。

又こんな例えもする事が出来ます,チョコレートが二種類あったとします。一つのチョコレートは紙皿の上に置いてある,もう一つのチョコレートはエルメスの高級皿の上に置いてあるとしたらどちらを選びますか?

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多くの方はエルメスの高級皿に載っているチョコレートを選ぶのではないでしょうか?それはエルメスの高級皿に載っている方が高そうだったり,価値があるように見えると判断するからだと思います。モノの価値も非常に大切ですが,その価値をどう伝えていくのか?はもっと重要です。

稼ぐ経営者は服にも語らせる事が出来るのです。


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末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。