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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2016年6月6日

1年以上着ていない服は経営者はどうするべきか?

1年以上着ていない服を又着る機会は来ない

ビジネスマン生活が長くなってくるとその時間に比例してクローゼットの中にある服の数が増えていきます。よく着る服,あまり着ない服,ほぼ着ない服色々あるかと思いますが,ほぼ着ない服 具体的に言うと1年以上着ていない服には必ず何かしらの理由があるはずです。

サイズが合っていない,それなりの金額を出して買ったけど捨てるに捨てられない,何か着る気がしない,着てもテンションが上がらないからタンスの肥やしになっている,などなど色々な理由がありますが,1年以上着ていない服はそのままにしておいても着る機会は残念ながら来ません。

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まずはその服を1年以上着ていない理由を考えてみてください!

その理由は,サイズが合っていないか,捨てるに捨てる事が出来ないかどちらかになるのではないでしょうか?それぞれの場合の対応策を書いていきますね。

サイズが合っていない服はどうするか?

サイズが合っていない事が原因で着ていない服はサイズのお直しをする事をオススメします。但し太ってしまって着ることの出来ない場合は服を大きくするよりもまずは身体を引き締める事を優先して下さい。身体に合わせて服を大きくしているといつの間にか服のサイズに合わせるように。どんどん太ってしまいます。

ジャストサイズの服は少し食べ過ぎるときつくなります。これ以上食べると危険と言う信号を出してくれるので過食を防いでくれるのです。しかし大きなサイズの服は多少食べ過ぎたとしても微妙な変化に気づかず過食をしてしまい,気がついたら太ってしまっている,そんな事もよくあるのです。

実際に私がそうでした。今よりも10キロ以上体重があった10年ほど前はデニムばかり履いていました,履いていて楽なのとお腹が出ていても誤魔化すことが出来るからです。しかし心機一転して肉体改造をしてからは思い切って服のサイズを全て変えました。今リバウンドしていないのもこれが大きな要因なのです。

捨てるに捨てられない服はどうするか?

捨てるに捨てることの出来ない原因は色々とあります。高いお金を出したけどあまり着ていないとかプレゼントをされたものとかがこれに当たります。高いお金を出したけど着ていないものは昔っぽい服が殆ど、又この服が流行る時まで置いておこう!そんな淡い期待を持ってクローゼットに有り続けるものなのですが、残念ながら流行する時は来ません。

ディティールが再び流行する時は勿論あるのですが、全体のシルエットとか雰囲気とかが昔のままなのでやはりかなり古臭い印象を与えてしまう物ですので、こういった服は思い切って捨ててしまいましょう!

もう一つのプレゼントされたから捨てるに捨てることが出来ない服、これはなかなか難しいですね。これを捨ててしまえば人間失格(笑)の様な気もするのでなかなか捨てられません。小物であればあまり問題にはならないのですが,スーツとかコートと言った大物は場所も取るので保管し続けるのもなかなか難しいです。

私はプレゼントされた昔のスーツなんかは、靴袋やハンチング(帽子)なんかにリメイクしたりして使うようにしています。

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昔のスーツ生地で作ったハンチング

着てもテンションの上がらない服はどうしたらいいのか?

その他の原因の場合,例えば何か着る気がしないとか着てもテンションが上がらないからなどの理由の場合はすぐに捨てるようにしましょう。私自身もそうですが,経営者にとって服とは「なりきりスイッチ」を押してくれる大切なビジネスパートナーなので,着ていてもテンションの上がらない服はもう既にその役割を終えているのです。

そういった服は思い切って捨てる事で新しい出会いが有ったり,又何かを手にいれる事が出来るのです。自分の周りを自分が心から気に入っている物だけにする,それだけで気分が変わりますので運気は確実にあがります。金運は美しい所にしか来ないのです。

ある程度の年齢になればそれなりの服は持っています。でも数は有るけど「着る服がない」と嘆いている方も実は結構多いのです。それは買い方にも問題が有るのですが,それ以上に問題が有るのが実は「捨て方」です。特に男性のビジネススタイリングの場合はさほど数は必要ではありません。纏った瞬間にテンションが上って仕事スイッチが入る,そんな理想の服だけを持つようにしましょう!


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末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。