綾戸智恵さんが教えてくれた大切な事
イルサルトが10周年を迎える2019年に記念パーティを開催し綾戸智恵さんに記念ライブをしてもらう!
そんな事を思いついたのが今から4年ほど前の事でした。それはある日突如思いついたのです,でもそれが非常に鮮明なイメージでその頃は綾戸さんの何の繋がりもなかったのに何か実現しそうな気になったのをよく覚えています。
普通に事務所を通して仕事としてライブを依頼すれば実現できるのかもしれません,でも私はそれでは嫌でした。私の存在を知って頂き,私の思いを知って頂いた上そんな思いを持っているのだったら喜んで歌わせてもらうわ!と綾戸さんに思ってもらいたい。私はそこにこだわりました。
だからどうしてもご本人に直接思いを伝える事が必要でした。何回も手紙を書き,ブログやフェイスブックに書き,ライブは常に最前列を取り,目立つ眼鏡をして聴きに行き,ファンクラブに入り,大阪以外のライブの時は楽屋にお花を送り続けました。
そんな事をしているうちに綾戸さんに私の存在が知られる事になり,最後はご本人に直談判をしにいきOKを頂きました。
よくそこまで出来たね~なんて言われることもあるのですが,私はそんなに特別な事をしたわけではなくて手紙を書いたりSNSに書き込んだりする事は誰にでも出来る事だと思います。
ただ誰にでも出来る事を普通よりも少しやり続けた結果実現したのだと思います。これは仕事でも全く同じだと思うのですが,人間の能力の差ってさほどないのに結果が全然違うのは,継続をしたのかしていないのか?ただそれだけの差ではないかと私は考えています。
話が少しそれましたが,そこから綾戸さんとは息子さん交えて食事に行かせて頂いたりメールを頂いたりするようになりました。数年前だと考えられない事が今現実に起こっていていまだに信じられない気持ちになります。
食事の時に綾戸さんに言われて忘れられない言葉があります。
末廣さんは服を売ったらあかんで,末廣さんのファンを作るのがあなたの仕事や!
貴方自身が広告塔やから,立ち居振る舞いも含めて意識する事が大事や!
服を売っているとどこの服屋でも同じ,貴方だから買うんだと言う関係性を作るのが何より大事。そして貴方自身がある意味憧れの存在であり続ける事がブランドを作り上げるんだ。
そんな事を綾戸さんに言われたのです。これは綾戸さん自身も意識をされている事でファンやスタッフを非常に大切にされています。昨年個人事務所を立ち上げられたのですが,前の会社のスタッフ全員が綾戸さんについていかれたそうです。
個人事務所になるわけですから給料の保証も何もないし将来の不安だらけ,でもそんな中綾戸さんと仕事がしたい,綾戸さんのお役に立ちたいと言う一心からスタッフの皆さんがついてこられたようでこれには綾戸さんも涙が出るほど嬉しかったと仰っていました。
服を売るのではなく,服を通してお客様のお役に立ち,お客様との関係性を作りファン作りをする。
これは師匠藤村正宏先生も全く同じことを仰っているのですが,これからの時代本当に大切なことなのではないかと思います。自分に出来る事を愚直にやり続ける。これからも自分の立ち位置をぶらさずに出来る事をやり続けていきたいと思います。
↓
はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!